1 年生全員参加の大規模産学連携プロジェクト! 女子大生 400 人が挑む「日東紅茶」のファン作り!

江原 数彦 准教授

戸板に入学して1年生全員が受講する「戸板ゼミナール」の授業にて、受講生全員が参加する「産学連携プロジェクト」が実施されました。

ご協力いただいた企業は、三井農林株式会社さま。
日東紅茶」という紅茶ブランドを展開する、歴史ある企業です。

みなさんは、紅茶をよく飲みますか?
Z世代の人たちにもっと紅茶を飲んでもらい、「日東紅茶」のファンになってもらうためには、どんな工夫ができるか。 これをテーマに、1年生全員が88チーム(1チーム4~5人)に分かれて、たくさんのアイデアを出し合いました。

チームでアイデアを出し合うため、まずはメンバーが仲良くならなければなりません。
ペーパータワーを組み立てるなど、みんなで身体を動かしながら、少しずつチーム力を高めていきました。

アイデアを出すためには、企業や商品のことを詳しく知ることが大切。チームで協力し合って、情報を集めることも行いました。

そして、課題を解決させる方法を、自分たちで導き出していきます。
もちろん、アイデアの導き出し方など、先生からもたくさんアドバイスをもらえます。

アイデアの方向性が見えてきたら、ポスターにまとめて、各教室(11教室)でプレゼンテーションを行いました。

その結果、88チームの中から、11チームのアイデアが、一次予選を通過!

一次予選を通過した11チームは、今度は「戸板ホール」という464席も座席を持つ大ホールにて、実際の企業の方(写真右側)を前に、プレゼンテーションを行います。学長先生(写真左側)も参加する、緊張感あふれるプレゼンテーションを体験しました!

二次予選を通過したチームは4チーム。
次は最終選考です。

最終選考は、課題を提供していただいた、三井農林株式会社さまの本社会議室にて実施。社長をはじめとする経営陣の方々を前に、プレゼンテーションを行いました!

そして、ついに最優秀賞として服飾芸術科の1チームが選ばれました!
この、産学連携の一環として、8月4日(日)のオープンキャンパスでは「日東紅茶の試飲会」を開催。
参加してくれた高校生の方たちにも、産学連携の一部を体験していただくイベントを実施しました。

この産学連携プロジェクトを体験しながら、自ら「日東紅茶」が大好きになった学生もたくさんいました。おススメをする自分たちが「その商品」を好きになることも、「よいアイデア」を出す大切な第一歩となります。
こうした体験を通して「少しずつ」ビジネスの現場を知ることで、柔軟な考え方を身につけ、視野を広めることができるんです。
入学したら、戸板自慢の「産学連携」の授業をぜひ体験し、大きく成長をしてくださいね!

江原 数彦 准教授

総合教養センター

自分をより輝かせたい、誰かの生活をより豊かなものにしたい、そんな思いからビジネスは生まれます。「自分のためが、誰かのために」そんな人生を送りたい人は、ぜひ一緒にビジネスを学びましょう。フィールドワークでたくさん調べ、仲間と語ってたくさん考える。そんな時間を私の授業で過ごしてもらえたら最高です。「授業は学生たちと共に作るもの」が私のモットー。私と一緒に「より豊かな」授業を作り、自分を輝かせていきましょう。