6月10日(金)伊勢海老の調理講座が行われました。
これは、いすみ市お弁当開発PR産学官連携プロジェクトの特別講座の位置づけです。
今回は食物栄養科1年の応用調理授業での「お鮨」の非常勤講師を務める東京栄養食糧専門学校の武田旭由先生に特別講座をお願いしました。
こちらの内容で講義を進めました。
・伊勢海老のさばき方
・冷凍、解凍の方法
・調理する際の注意点
・デモ調理(味噌を入れたクリームコロッケ、炊き込みご飯)
・試食、片付け
いすみ市のお弁当を考えるうえで、何度も伊勢海老の写真を見てきた私たちですが、本物を自分の手で捌く経験はありません。
気合を入れて挑みます!
伊勢海老の殻は硬いので、正しい捌き方を学ばないといけません。
背ワタを取り、砂利を除けることで、お客様に美味しく伊勢海老を召し上がってもらうための大切な下処理の方法です。
ボイルすると身がどんな風に変化するのか、向いた時の身はどれほど入っているのかなどを実際に目の前で見せていただきました。
また、身の使い方だけでなく、殻を使って出汁を取る方法も教えてくださり、殻を炒って香味野菜を加えて伊勢海老クリームコロッケに使用していました。
この時、教室は海老の香ばしい匂いが充満していました。
メニューを考えている段階では殻を使うことを一度は考えたメンバーの人もいましたが、実際に匂いをかぐと、改めて伊勢海老という高級食材の実力のすごさに驚きました。
(俺、ポテンシャル高すぎでは…?)
伊勢海老の剥き方、使い方を学び、メンバーお待ちかねの試食タイムです。
美味しい匂いで、みんなもう待ちきれませんでした!
先生方も一緒に、みんなでいただきます!
伊勢海老の身が入った炊き込みご飯は、伊勢海老としょうがの食欲そそる香りがふわっと広がりました。また、伊勢海老の身と殻で出汁を取ったトマトソース、ベシャメルソースを合わせた特製のクリームコロッケは、これぞクリームコロッケという感じで伊勢海老の味・風味が楽しめました。
こんな美味しい経験が出来るのも、「Toita Activity」に参加しているからこそですね。
~いすみ市チームメンバーの声~
「初めて伊勢海老を裁くところを見たのでとても新鮮だった。
伊勢海老についてだけではなくタコにも応用できる調理法を教えていただいた。
教えていただいた伊勢海老の調理法のコツを生かしてより作りやすくおいしいお弁当を考えていきたい(Aチーム 楠田さん)」
「伊勢海老についての知識を知れたのと同時に自分たちで作る料理の参考にもなったので本当にいい授業を受けることが出来ました(Aチーム 三藤さん)」
「伊勢海老何度か食べたことがありましたが、目の前でわかりやすく伊勢海老のさばき方を見せていただくことができてよかったです。
来週からついにお弁当作りが始まるので頑張っていきたいです(Bチーム 坂本さん)」
みんな、この特別講義を受けて、伊勢海老の調理方法だけでなく、いすみ市お弁当開発PR産学官連携プロジェクトへの思いもより強いものになったのではないかと思います。
学生ライター 鈴木千乃
to be continued→