MASKBOOKとは、2015年にフランスで発祥した環境問題をアートで考えるコレクティヴ・アートプロジェクトです。
環境問題のクリエイティブ・アクション・ツールと捉え、大気汚染・地球温暖化・感染大流行・ごみ問題などをテーマとしています。
2021年9月25日から26日、品川のnorustudioで開催されたMASKBOOKのワークショップに戸板女子短期大学の学生が参加しました。
学生たちは当日、環境問題をテーマにしたマスクを制作している子供達のサポート、展示物の設営、受付、お客様のご案内などを行いました。
ワークショップは両日共に多くのお客様が来場されました。
受付やご案内の際に、お客様をお待たせしないようには自分がどう動けばよいのか、周りの状況をよく見ながら接客するスキルを学生たちはワークショップを通じて身につけることができました。
また、環境問題をテーマにしたマスクアートという点から今まで気がつかなかった問題について考えるきっかけとなり、学生たちにとって新しい学びの場になりました。
以下、学生の感想です。
「マスクプロジェクトを通して、ルミコハーモニーさんの偉大さがとても分かる1日でした。お客様に説明している時に、ご自身の経験や思っている事を伝えていて、とてもかっこいいなと思いました。思っていた以上に、元気で明るくとても接しやすい方でとても話していて楽しかったです。子供たちに教えている時にすかさずその子自身の意見を聞き入れていて、子供たちもやっていて楽しそうでした。みんなが作っているのを見ると、一人一人の考え方や感じ方がそれぞれ違くてとても見ていて新鮮でした。環境問題に沿った作品が出来上がっていてとても良かったです。自分の中で話しかけにいくことが最初はうまくいかず、何を話せばいいか分からなかったのですが、慣れていくうちに子供たちともうまくコミュニケーションが取れるようになったのがとても嬉しかったです。そして、自ら行動する事がとても大切だと分かりました。」
国際コミュニケーション学科1年生
「最初はどんな方が来るのかと緊張しましたが、子供たちがたくさん来て楽しかったです。来てくださった人に話しかけに行ったりアンケートをお願いするのは勇気が要りましたが、話しかけてみると意外と気さくに話してくれたので嬉しかったです。また、子供たちが自分で考えてマスクを上手に作っていて驚きました。たくさんの個性的なマスクを楽しそうに着けて写真を撮っているのが印象的でした。忙しかったですが、子どもに話しかける時は同じ目線になるように心がけたり、通りがかりの人に話しかけに行けたので良かったです。」
食物栄養科1年生
「私は今回MASKBOOKに参加してみて、直接人と関わることの大切さと楽しさを知りました。コロナの影響でオンラインで繋がることが多くなり、マスクで相手の表情が分かりずらくなりました。そのため、足を運んでくださったお客様に楽しんでもらえるよう、マスクをしていてもわかるような笑顔を心がけて接客をしました。そうすることでお客様も笑顔で返してくれ、画面越しでは味わえないような温かさを感じることができました。自分の持っていった廃材が素敵な作品となっていくのを見て、とても嬉しく、MASKBOOKはすごくいい活動だなと感じました。同じ環境問題を表していても、50枚以上の写真とワークブックで作った作品全て違っていて、見てみて楽しかったです。また、初めて会った人たちと一から会場を作って運営することにちゃんとできるか不安で緊張していましたが、明るい雰囲気でみんなと協力できたことで、楽しく充実した1日となりました。MASKBOOKに参加して良かったです。」
服飾芸術科1年生
オンラインレクチャーの時から、学生たちはルミコ・ハーモニーさんのファンになっていましたが、ワークショップにて直接お会いさせていただき、さらにファンになっていました!
コロナ禍においても、こうした活動の機会を提供してくださったことに感謝しております。
ルミコ・ハーモニーさん、ありがとうございました!
▼過去の記事はこちら
・MASKBOOKプロジェクトに参加します
・学生達がアートを体験しました
この件に関するお問い合わせ先
戸板女子短期大学
入試・広報部 高山
学生部 大和
TEL 03-3451-8383