こんにちは! 戸板女子短期大学 国際コミュニケーション学科 橋本です!
今回は、私たち 6人の TOITA アンバサダー(ボランティアサークル)×ダイナックス都市環境研究所で、海洋プラスチックプロジェクトに取り組んでいます。
このプロジェクトについて簡単に説明すると…
海洋プラスチックってナニ??どんな問題があるの??これを戸板生のみんなに、私たちが作成した動画を通して知ってもらい、最終的には、海プラ問題を削減するための学生の行動改革!!が目標です。
学生に広める前に、まず私たちがこの問題について知らなきゃ!と思い、現状を知るため、千葉と神奈川に現地調査に行ってきました。今回はその~
千葉編∼です。(神奈川・江の島編はこちらです)
千葉県にある、いなげの浜を調査しました。富士山も見えます~!
さっそく調査開始!みんな真剣ですね~(笑)
進めていくと……こういう小さなものがいくつかありました。サングラスも落ちていました(汗)
あと、たばこが結構、落ちていました。
ただ、調査する前は、ペットボトルや空き缶などの「ザ・プラスチックごみ!」が落ちていると想像していましたが…なんと…ない!
ほとんどなかったです。公共事業で白い砂浜が入り、昔よりかなりきれいになったので、その影響もあるのかな?と思います。
続いて、少し場所を変えて調査をしました。ここは白い砂浜が入っていない、補装されてない場所です。
手を付けられていない、そのまま放置されている感じのところで、空き缶のふた、ライターなどのプラごみが落ちていました。
これがマイクロプラスチックです!
肉眼でも見つけることが出来ました!大きさはとても小さいサイズ。
マイクロプラスチックは、小さいプラスチックのことを言います。
ペットボトルなどのプラごみを捨てる→海の中で紫外線を浴びてボロボロになる→写真のような小さなプラスチックになる→魚が飲み込む→私たちがその魚を食べる。このマイクロプラを魚が食べても、体の中で分解されることはないので、私たちはプラスチックを食べているかもしれない…(汗)
そう考えると、怖くないですか…?
今回の調査結果は、人が手を付けているところは、きれいで、ごみもほとんど落ちていませんでしたが、補装されてない場所は、たくさんのプラごみが落ちていました。また、表面だけ見ると、無いなーという感じですが、少し掘ってみると、マイクロプラがたくさん埋もれていました。ふるいにかけてマイクロプラがないか調査しましたが、小さすぎて 5mm のふるいの穴を抜けちゃうことが分かりました。ですが、砂浜はキラキラしているので、肉眼では見えない、小さなプラスチックがたくさんあるのだと考えます。
こういう環境問題は、取り組んでいる側は自分事として考えられますが、どうしても他人ごとになってしまうと思います。でも、一人一人がプラスチックの使用を減らすことをしていかないと、プラスチックは解けないで溜まっていくだけなので、この状況は変わらないと思います。みんなに響く動画が作成できるように頑張りたいと思います!
国際コミュニケーション学科 橋本桜海