人生が変わる旅プロジェクト 第5弾:ついに!最終プレゼンテーションを迎えました

有田りな講師

5月から始まったTOITAプロジェクト(旅)。夏期休暇中には「自分達が計画した旅」を体験・視察し、その結果も踏まえて、最終プレゼンテーションに臨みました。

今まで関わってくださった関係者様にご来校いただきました。

 

迎えた最終プレゼンテーション当日。産官学連携センター長からの激励メッセージからスタートします。

 

1番目に発表したグループは、石和温泉方面の宿を選び、大月での過ごし方について発表しました。

100名以上のZ世代に向けたアンケート結果をもとに「Z世代女子は『コスパ』『利便性』『見た目(フォトジェニック)』という3つが大切」とポイントを分析。フォトジェニックな場所として、石和温泉にある和風モダンな宿を選び、ジャルパック様に提案しました。
なお、大月での過ごし方について提案を行ったのは「大月は山梨への観光客の多くが経由をするために通る場所だが、大月に“立ち寄る”客を増やしたい」と考えたためでした。
大月の過ごし方については、やまなし観光推進機構理事の仲田様から紹介していただいた大月市観光協会様と事前にミーティングを開催していただき、内容の吟味を重ねました。視察当日には、観光協会のご担当者様がご好意で現場までご足労くださり、大月の魅力を体感できるように様々なサポートをしてくださいました。

 

次に発表したのは、清里での過ごし方を提案したグループです。実はこのグループ、4名のメンバーのうち3名が、8月末にカナダへ留学しています。「最終プレゼンテーションに参加できなくても、しっかりやり遂げます(留学メンバー)」「最終プレゼンテーションは一人になっても、頑張ります」と意気込んでプロジェクトに臨んでくれた4名です。
 他のグループよりもずっと早い段階で山梨へ視察に行き、カナダへ出発する前日まで提出物の修正箇所についてやり取りを重ねました。さらに、プレゼンテーション担当部分はカナダで動画収録し、日本に送ってくれました!
日本に残った1名の学生も、プレゼンテーション内容をしっかり自分の言葉で語れるよう、事前練習を重ねてくれました。一人で心細い部分もあったと思いますし、留学メンバーもまだ現地での生活に慣れない中、よく頑張ってくれました。4人それぞれの「やり抜く力」は本当に素晴らしかったです!

 

3番目に発表したのは、八ヶ岳の旅を企画したグループ。このグループは、「初めに企画した旅」と「実際に視察し、最終的に提案した旅」が大きく変わりました。今回の産官学連携プロジェクトは、企画した旅を実際に経験し、その経験を糧に最終プレゼンテーションに臨むもの(視察はあくまでも任意です)。実際に自分達が足を運ぶことができるZ世代向けのプランになるまで、なんども検討を重ねました。机上の空論で終わらず、実現可能な案になるまで落とし込みの作業を重ねることこそ、産官学連携プロジェクトの醍醐味です。

 

最終プレゼンテーションは、山中湖周辺の旅を提案するグループ。
伝わりやすいプレゼンテーションになるまで、発表・スライド共に何度も修正を重ねていました。プレゼンテーション力がぐっと伸びたことが伝わってきましたよ。独自の購買行動モデルを提唱できたところも、アイデア豊富なこのグループならでは。

 

さて…

 

優勝はどのグループに…?!

決勝グループが担当した、学園祭での成果発表の記事に続きます。

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有田りな講師

国際コミュニケーション学科
エアラインモデル

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