戸板女子短期大学は 2021年6月20日(日)来校型オープンキャンパス内で、WEGO原宿エリアマネージャー 別所海さんによる「ヴィンテージ着こなし」スペシャル講座を開催しました。
当日は学科問わずなんと約70名もの方がご参加くださいました。
現在再ブーム真っ只中の古着。やっぱりみなさん興味があるんですね!
本記事は講座とその後開催したWEGO厳選古着抽選会の様子のレポートです。
講義内容は…「古着のトビラ」
そもそも古着ってどんなもの?
まずは古着のカテゴリー定義から始まったこの講座。
なるほど確かに誰かが一度でも袖を通したらそれはもう「古着」。
メルカリで売っている昨シーズンのファストファッションも、芸能人にもマニアが多い、数十万で取引されるような年代物のジーンズも言葉だけで言えばみーんな同じ「古着」なんですよね。
古着…よく考えてみれば、かなり曖昧で幅が広い言葉だったことに気付かされます。
それをレギュラー古着、ヴィンテージ古着やブランド古着などと、皆さんご存じのWEGOを始めとしたお店の名前を例に出しながら分かりやすく教えていただきました。
歴史背景とともに、年代ごとに古着を学ぶ!
石やマンモスの牙から武器を作り出したように、身を護るために毛皮を身に纏った日から人類と衣服の歴史は始まりました。
…というのはちょっと壮大過ぎますが、講座では1930年代まで遡り、それぞれ年代ごとの古着の特徴を、当時の歴史背景と絡めながらお話下さいました。
世界史は苦手でも、不思議と内容がスルスルと頭に入ります。
例えばヴィンテージと言えど古ければ古いほど高い!という訳ではなく、1930年代のものより1940年代のもののほうが価値が高いのだそうです。
理由はそう、第二次世界大戦。
当時は大量に服を生産する余裕がなく、そもそもクオリティをかけてもいられない状況下だったため粗雑なつくりの服が多く、現在の市場に出回っている数が少ないため希少価値があるのだそう。
なるほど、服の歴史はまさしく人類の歩みそのものだなと感じたお話でした。
そうだったんだ!マニアックな古着知識も。
Leeというジーンズメーカーが、もともと食品と生活雑貨の会社だったことを知っていましたか?
そんなことまで、古着を見ればちゃんと示されているんですよ!
さまざまなメーカーやブランドの主にタグを見ながら、古着の見分け方やその古着に価値が付く理由などをお教えいただきました。
早速古着屋に行って確かめたくなることばかり!
全体を通して、知的好奇心がとても刺激される内容でした。
「なぜ同じ服でも価格が違うのか?」「どうしてみんな欲しがるのか?」
セールスとマーケティングのプロの視点で語られる古着のお話は、高校生のみなさんにとってもためになったのではないでしょうか。
WEGO厳選古着抽選会
お昼過ぎからは、講座を受けアンケートにご回答いただいたみなさんを対象に、お待ちかねWEGO厳選古着の抽選会がスタート!
なんと、合計10万円超えの豪華な内容だったんですよ。
別所さん、太っ腹すぎます。ありがとうございます…!
当日の盛況ぶりを、写真多めでご紹介します。
あーーかわいい古着がいっぱい!
高校生のみなさんも、といたんと一緒になって目を輝かせていましたよ。
これだけあると、どれにしようか迷っちゃいますよね~。
別所さんもアドバイスして下さいました。流石はプロの接客です。
そしてこちらは抽選会の様子。
古着が当たらなかった方には、かわいい韓国のパックをといたんからプレゼントしました。
まとめ
オープンキャンパスでは久しぶりに企業コラボを実施しましたが、70名もの方にご参加いただき大変盛り上がりました。
古着プレゼントはもちろんですが、人気企業の第一線で活躍されている方のお話が聞ける機会を、高校生のみなさんに提供する場を設けることができて本当によかったなと思います。
戸板女子短期大学が大切にしている「企業連携」。
戸板に通う学生達は、様々な企業で働く大人と接し、学ぶ機会をたくさん持っています。
その刺激のほんの一部ですが、オープンキャンパスに来場いただいた方には体感していただけたのではないかと感じています。
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