戸板ゼミナール講座
【失敗学-挑戦することの大切さ-】
~ワタシはこうして失敗した!~
人の価値は「失敗したことそのもの」ではなく「失敗した後の行動で決まる」と言われます。
しかし、私たちは往々にして失敗することを恐れ、新たな挑戦を避ける心理が働いてしまうものです。数々の成功談がSNSを通して目に入ってきてしまう現代はなおさらです。
戸板女子短期大学は、さまざまな挑戦を推奨している学校です。それでも挑戦を避ける心理が働いてしまう学生がいたとしたら、それは大変もったいないこと。
そこで、そんな学生たちへのエールの気持ちを込めて、今年度は「戸板ゼミナール」に【失敗学-挑戦することの大切さ-】という講座を用意しました。
今回は、失敗を糧として成長や成功をした経験を持つ人生の先輩たちに登壇していただき、大人になっても日々失敗を重ねながら、より強い力を得て、より大きく成長した貴重な体験談を聞かせていただきました。
「失敗学-挑戦することの大切さ-」
◆竹本美咲先生:失敗から始まる新たな物語
◆森田まいの先生:挑戦が、あなたを変える
◆溝口夏美先生:好きなもの、趣味がある人は輝いている
◆安東徳子先生:失敗の数は成功の数に比例する
◆吉田良平先生:目標を持ち、失敗を恐れず挑戦をすると「人生が輝く」
◆ムンロ王子先生:経験は金貨と同じ、積めば積むほど価値がある!
◆竹内彩耶香先生:たくさんの挫折を経験することで成長できる
講義に参加した学生たちは多くのことを学びとっていました。
以下、学生の感想です。
◆竹本美咲先生
自分は完璧主義なところがあり、とても失敗を恐れてしまいます。ですが、竹本さんのお話を聞き、失敗をマイナスと捉えずに、自分が新しくなるチャンスなのだと思い、挑戦していきたいと思います。
「失敗ありきでこれからの人生ができていく」とおっしゃっていて、確かに絶対に失敗しないことはないし、失敗を恐れずに挑戦して色々な経験をして、未来の自分につなげていきたいと思いました。
◆溝口夏美先生
苦手な人に対して苦手のままにしておくのではなく、話しかけに行くという言葉が印象に残りました。私もアルバイトで苦手な人がいますが、顔に出さずに話しかけに行こうと思いました。
全てはじめに決めつけて行動にも移さないことは自分の知る機会を閉ざすこと、自分のことを知ってくれる人を減らす勿体無いことなのだと改めて思うことができました。
◆森田まいの先生
一番印象深かったことは「やらなきゃよかった」はまだ戻れるけれど「やればよかった」を実現することは不可能に近い、ということです。自分は結構失敗してしまうので、失敗してもそこまで落ち込まず、友人に話したり、先輩方を頼ることも大切だと思った。
◆ムンロ王子先生
成功する為には失敗も大事であって、何事もすべてが初めから成功する訳ではなく、少しずつ積み重ねが大事であることを学びました。失敗を恐れないで何事も挑戦していきたいと改めて思いました。失敗を恐れず、いろいろなことに挑戦していこうと思いました。また、失敗してもそれで終わらせずに進んで自分の糧にできたらと思いました。
◆安東徳子先生
私は失敗するのが怖くて挑戦しないことが多のですが、失敗しないと経験に繋がらないと思うので、安東先生の話を聞いて就職活動でたくさん面接を受けてみようと思えました。心配はたくさんすればいい。失敗の分だけ成長ができる。不器用な人は続けることが大切。色々な言葉が印象に残りました。
◆吉田涼平先生
目標を持ち、失敗を恐れず挑戦をすると「人生が輝く」ということが、とても興味深いな、と思いました。成功できたらその成功は長続きする。ということもわかった。
小さくても大きくても、目標を1つでも作って置くことが大事だなと思った。その目標のために、挑戦したことが失敗したとしても、その失敗は一瞬の引きずりで、成功したときの気持ちの方が大きくなるので、何事にも挑戦していきたいなと思えた。
◆竹内彩耶香先生
挫折はネガティブなことだと思っていたけれど、竹内先生のお話を聞いて挫折すること は悪いことではないと知りました。たくさん挫折したからこそ得られるものもあると学びました。
自分は失敗をするとすぐに落ち込んでしまうので、竹内先生の話を聞いて挫折しても落ちこまず、ネガティブにならず前向きにポジティブに次の目標をたてて行動しようと思いました。
「失敗してこそ、成長がある」というポジティブな姿勢を養い、挑戦しないことこそが真の失敗であることを理解して、今回の講座が、明日からの挑戦のエネルギーとなるように、そして、社会に出てからも糧となるように願っています。