こんにちは、戸板栄養士会です。
今回は、戸板栄養士会幹事 上田恒子さんより
「保育園に通う子どもの疾患について」執筆頂きましたので、ご紹介させて頂きます。
保育園の代表格【食物アレルギー】
保育園の疾患というと「食物アレルギーが多いのでは?」というイメージを強く持たれると思います。
軽度重度に係わらず、どの保育園にも一定数の食物アレルギー児がいるのは本当です。
食物アレルギーは医師からの「生活管理指導表」を基に食事提供を展開していきます。
原因食物があるので、「それを注意する」という答えが明確なので迷いがなく遂行することが出来ます。
最近の傾向として【疾患と食育】
発達的に問題を抱えているお子さんは新入園や在園の経過と共に診断が付くことが見受けられます。
また、ADHD(注意欠如・多動性障害)や自閉症の診断が付くまでに至らない、“グレーゾーン”と言われるお子さん達が多くなったと感じます。
個々により味覚の好みも違うので一括りには出来ず、食べ方へのこだわりなど(「白いごはんなら食べられる」「食べる順番にこだわる」等)をこちらも認識しなければなりません。
固定概念を外し、その子に合わせた柔軟な対応をしていくことが大切になります。
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