12月3日(木)3学科の1,2年生ボランティア参加希望者対象に「菊池桃子先生のゼミナール」が行われました。
今秋より、戸板女子短期大学の学生がみなと子育て応援プラザ「POKKE」さんでのボランティア活動に参加しています。その団体に本学卒業生がおり、学生ボランティア参加の要望をいただいたことがきっかけでした。11月8日(土)の「アニバーサリーフェスタ」への参加を皮切りに、普段の子育て支援活動に2年生有志が参加しています。
アニバーサリーフェスタでのボランティアの様子
今回のゼミナールでは、これらのボランティア参加者のうち4名の2年生に参加してもらい、まず、ボランティア体験のなかで自身がどのように変わったか、どのようなことを学んだかも含めて、1年生の前で活動報告をしてもらいました。
そして、この活動報告を題材にして、「5W1H」で思考を整理したうえで体系的にものごとを考えてみるというワークに、菊池先生の指導のもとチャレンジしました。
さらに、菊池先生から「「POKKE」さんにおいて今後どのようなボランティア活動が可能か」との問いかけがなされ、1年生も交えて積極的な意見交換が行われました。
ゼミナールの最後には、「人・物・時・金・知恵」という概念で問題解決の糸口考えてみるということを学びましたので、この5つの要素の切り口にして、さらに新しいボランティア活動を考えてみることができそうです。
約1時間のゼミナールはあっという間でしたが、卒業が近づいてきている2年生の素晴らしい活動を1年生にバトンタッチしていく、素敵な橋渡しの時間になりました。そして、学生たちにとっては、論理的な思考方法を学びながら今後の活動に対する意欲を増すという大きな収穫の時間になったようです。笑顔で教室をあとにした学生たちの今後の活躍が楽しみです。
菊池先生、ありがとうございました。
なお、この「菊池桃子先生のゼミナール」は、本学総合教養センター長の白川はるひ先生とのコラボレーションにて行われています。
菊池桃子先生、白川センター長を囲んで