こんにちは。戸板栄養士会です。
今回は、戸板栄養士会幹事 小暮恭子さんから時間栄養学についてご紹介いたします。
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皆さんは、「時間栄養学」という言葉をご存じでしょうか。
近年、体内時計との関わりを重視した「時間栄養学」が注目されています。
時間栄養学とは
時間栄養学とは、なにをいつ、どれだけ、どのように食べるのがよいのかを考える栄養学のことを言います。
食事の内容は同じでも、食べる時間やスピード、順番によって、健康への影響は変わってきます。
時間栄養学の考え方を身につけることによって、
高血圧、糖尿病、脂質異常症などの生活習慣病を予防できるといわれています。
時間栄養学の考え方は、体内時計の研究から生まれました。
体内時計は、睡眠や体温、行動に加え、ホルモン分泌や代謝、免疫など、私たちの体内で起こる様々な生理現象に日内リズムを作り出す生体システムです。
体内時計はズレやすく、その乱れが「肥満」とそれに関する疾患などに影響を与えることがわかってきました。
そのズレは「食事」を適切な時間に摂ることによって、合わせることができます。
体内時計をリセットするには朝日を浴びることと、朝食をとることが欠かせないことがわかり、朝食抜きは、時差ボケやBMIの増加につながるともいわれています。
疾病発症を予防し、健康維持を時間栄養学から考えることが大切なこともわかってきました。
私自身も時間栄養学について学んだことを身近なものにしていきたいと考えています。
皆様にも、もっと知って頂きたいと思い、来月2月11日の総会のあとに時間栄養学の講習会を行います。
より詳しい内容のお話を聞くことができると思いますので、是非たくさんの方に御参加いただきたいと思います。
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