幻の豚肉 TOKYO X 豚の芳醇包み レストランメニュー開発しました

川嶋 比野 教授

戸板女子短期大学 食物栄養科では、4年ほど前から株式会社ミート・コンパニオンと産学連携をしております。

ミート・コンパニオンは、TOKYO Xという銘柄豚を畜産から加工、販売まで行っており、さらに消費者に直接味わっていただけるよう、自社でレストランも経営しています。

その一つがDANRAN亭 鉄板バルです。

 

今年度も、フードコーディネート論で、約100名の学生が以下のテーマをDANRAN亭鉄板バルから課題としていただき、新メニュー提案に挑戦しました。

 

こちらが出来上がった動画…

ミートコンパニオンさんのYouTube動画がアップされましたので、ぜひご覧ください!

 

・TOKYO Xまたは和牛を使い、メイン料理・サイドメニュー・サラダでもOKなので新メニューを提案してください。

・女性客を増やしたいので女性受けの良い料理を考えて下さい。

・季節限定でなく、通年提供できるメニューが良いです。

・女性がSNSやインスタでお店名を広めてくれそうな盛り付けのインパクトがある料理を考案して欲しいです。

 

学生が提出したレポートは、全てDANRAN亭 鉄板バルのスタッフの方々に見ていただき、ユニーク賞1つ、アイデア賞1つ、優秀賞2つをいただきました。

その中で、もっともお店のスタッフの方からの評価が高かったのが 豚の芳醇包み です。

 

現在、緊急事態宣言の影響でお店が臨時休業しているため、すぐにメニュー化は出来ないのですが、ミート・コンパニオンのご厚意で、シェフに提案したレシピをお店で再現して調理していただき、提案した学生本人と私川嶋で試食させていただきました!

 

豚の芳醇包みは、耐熱フィルムを使った新しい調理法で、お客様の目の前でフィルムを開けると湯気が立ち上り、TOKYO Xの旨味の詰まった香りが辺りに漂いました。

短時間でさっと蒸し焼きしたお肉は信じられない柔らかさで、脂身の甘味が口に広がり、最高に美味しい一品でした。

 

店長にも絶賛していただき、提案した学生はとても喜んでいました。

以下、学生本人からのコメントです。

自分が考えたものを皆様が美味しいと言って食べてくれたのがとても嬉しかったです。
このような機会を頂けたことをこれから将来の励みにしていきたいと思います。
また、お店の方々にも親切にしていただいてとても楽しく過ごすことが出来ました。
後日YouTubeや戸板のHPに記事があがるのを楽しみにしています。

 

今回お店で調理、試食した様子は、後日ミート・コンパニオンのYoutubeチャンネルに公開される予定です。

 

もちろん戸板女子短期大学HPでも紹介していきますので、皆さまお楽しみにお待ちください。

 

 

戸板女子短期大学 食物栄養科
川嶋比野

川嶋 比野 教授

食物栄養科
学科長

実践女子大学を卒業し、管理栄養士を取得。大学院では、里芋の粘り成分の構造や抗酸化作用について研究し、2001年に修士の学位を取得。食品総合商社で非常勤の管理栄養士として務め、レストラン等へのメニュー提案業務や惣菜商品開発を経験。その経験を活かし、専門学校や短大、4年制大学でフードコーディネート系・調理系の授業を担当する専任講師や非常勤講師となる。 2009年からは、食器の色と絵柄と美味しさの関係の研究を始め、学会へ研究発表を続け、2019年にそれらの研究結果をまとめ、実践女子大学大学院にて博士(食物栄養学)の学位を取得。2012年より戸板女子短期大学で調理・フードコーディネート系の科目担当の専任教員を始め、現在に至る。