戸板女子短期大学では、本年度、1年生全員を対象にした総合教養科目「戸板ゼミナール」にて、6企業による「産学連携プレゼンテーションプログラム」を実施しています。
「産学連携プレゼンテーションプログラム」とは、企業が実際に抱える問題に対して、戸板女子短期大学 服飾芸術科、食物栄養科、国際コミュニケーション学科の1年生全員が、それぞれグループをつくり、解決案を作成・提示します。グループディスカッションを通して、課題抽出・分析、具体的解決策の作成を行い、最終報告では全員が課題解決案をプレゼンテーションする、企業・学生双方にメリットを生み出すプログラムです。
今回は、株式会社ライスアイランド様の企画実施チームに選ばれた食物栄養科グループの「試作~オープンキャンパスでのお弁当体験会」の模様をお届けします。
8月20日の最初の試作後、この2か月間、様々な取り組みを行ってきました。
実は最初の試作では、デザートに課題が残りました。
当初、「ヨーグルトレアチーズケーキ」を予定していましたが、試作の結果、「チアシード」という雑穀とデザートの相性があまり良くないことが分かりました。
そこで、9月27日に第2回目の試作を実施。
今回の試作までに学生全員で考え抜いたデザートは、「グラノーラバー」。
グラノーラとライスパフを使用した食感の楽しめるデザートが完成しました。
グループ全員が納得して、ようやくレシピが完成し、いよいよ課題解決のための企画化に取り組みます。
課題解決のための企画化内容は全部で3つ!
1つ目は、ライスアイランド様のHPへの掲載
ライスアイランド様ホームページにレシピが掲載されておりますので、是非ご覧ください!!
2つ目は、レシピカードを作成し、有楽町にあるライスアイランド様のアンテナショップで配布
レシピカードのデザインや内容も学生が担当しました。
どのような内容にするか打ち合わせを重ね、オリジナルのレシピカードが完成。
デザインにもこだわり、内容も誰でも簡単に作れるように分かりやすいレシピにしました。
3つ目は、10月14日のオープンキャンパスで、完成したレシピをもとに作成したお弁当の体験会
限定50名の高校生、保護者の方に召し上がっていただきます。
このお弁当は、学生が考えたレシピを元に外部企業にお弁当を作ってもらうため、何度も外部企業の担当者と学生が打ち合わせを行いました。
中には、大量調理には向かないものもありましたが、学生がレシピに込めた熱い思いを企業様に伝え、こちらのレシピ通りに作っていただくことになりました。
そして、いよいよオープンキャンパス当日。
プレゼンテーションを担当する学生が今までの取組内容について説明。
参加した高校生は興味深く活動内容に耳を傾けていました。
その後、お弁当の体験会!
実はお弁当の箱にもこだわっていて、中身が見えない容器を使用しました。
容器のふたを開けた参加者からは、色とりどりのお弁当に驚きの声が上がりました。
そして、気になる味の方ですが、参加者からは、「とてもおいしい!」「家でもつくってみたい!」など嬉しいご感想をたくさんいただきました!
また、保育園で栄養士をされている保護者の方から、「うちの保育園でも是非給食として出してみたい」というお声も!
多くの方に喜んで頂き、学生にとってもすごく充実した時間になりました。
10/26(金)午前中に行われる学園祭“TOITAFes 2018”での「産学連携プレゼンテーション」にて、企画化までの活動の内容についてプレゼンテーションを行います。
ご興味がある方は、ぜひTOITAFes 2018まで足をお運び下さい!
本件に関するお問い合わせ先
戸板女子短期大学 入試・広報部 澁谷まで
TEL 03-3451-8383