芝BeeBee’sへの参加 ~食育ゼミナール(井部ゼミ)の活動紹介~

井部 奈生子 准教授

本年度のゼミ活動は、養蜂事業検討プロジェクトチーム「芝BeeBee’s」※に参加させていただくことから始まりました。戸板女子短期大学がある港区では、芝地区内でのミツバチの飼育やそこで採れたハチミツの活用を通して、地域の人々の交流を図ることを目的とする芝地区総合支所独自の養蜂事業が実施されています。

 

初めて芝BeeBee’sに参加した日は、チームの方から養蜂の魅力を教えていただきました。また、農業ではたくさんの土地が必要になりますが、養蜂は巣箱を置くわずかな土地があれば空間を利用してミツバチが飛び、いろいろな花から蜜や花粉を集めて貯えてくれることを知りました。ゼミ生は採蜜作業を行い「楽しい」「蜂が刺さないか心配」と様々な感想を持ちました。

 

▼ 安全確実なハチミツ生産の方法を学びました。

 

 

 

▼ 貯蜜枠の全面に蜜がたまっており、蜜蓋がしてあります

 

 

 

▼ 蜜蓋を削り、分離器に入れる準備をします。

 

 

▼ 分離器に入れます。

 

ハチミツが採れました。

採れたハチミツを使用して、焼き菓子を考案しました。平成29年6月10日(土)に開催される「ふれ愛まつりだ、芝地区!」に芝BeeBee’sの方と参加させていただき「おから入りハニーブラウニー」を販売する予定です。

 

 

▼ ハチミツを戸板女子短期大学へ持ち帰り、試作を行ってレシピを考案しました。

 

 

▼完成した「おから入りハニーブラウニー」です。

 

ハチミツは蜜の採れる花によって味も香りもまるで違ってきます。季節を感じられるハチミツの味や香りを楽しめることも今後のゼミ活動の楽しみの一つとなりそうです。

 

※養蜂事業検討プロジェクトチーム「芝BeeBee’s

 

 

ゼミ活動を行うにあたり、ご指導いただきました多くの方々に心から御礼申し上げます。

 

 

 

食物栄養科  井部 奈生子

井部 奈生子 准教授

食物栄養科

「食」に携わる者として、食を提供するだけでなく、食の心をも提供したいと思っています。理論のうえに立って、具体的にどのようなものを、どのくらい、どのようにして食べてもらうのか、食事計画を通して一緒に考えてみましょう。