TOITA Fes 2024の活動報告~食物栄養科 カフェ・レストランゼミ

川嶋 比野 教授

今年の食物栄養科2年生のカフェ・レストランゼミでは、伝統工芸である備前焼の器を体験し、自ら振興活動に挑戦するPBL授業を行っています。

その一つの方法として仮想空間であるメタバースの活用を試みました。仮装空間を使って世界中の人々が場所を選ばずアバターで交流する事が出来るメタバースは、ゲームや遊びの場だけではなく、今後は様々なビジネスでも利用されていくと期待されており、学生たちも使ってみる機会を持って欲しいと思ったからです。

そのゲスト講師として、Chompoo☆ちひろ氏(通称:マゼンタの魔女)を7月の授業にお招きしました。マゼンタの魔女先生はメタバース界およびweb3のDAOコミュニティで幅広く活躍されている有名人です。

授業では、現在メタバースがどのように活用されているのか教えていただき、さらにメタバースの操作方法、空間の作り方を教えていただきました。

夏休み、学生たちは備前焼ファンと陶芸家さんが交流するためのメタバース空間をそれぞれで作り、後期には発表会をしました。その作品は、カフェ・レストランゼミの卒業発表で後日公開する予定です。

そして、11月9日~10日には、本学にて TOITA Fes 2024 が開催され、カフェ・レストランモデルの1年生は、コンセプトカフェの模擬店を出展し、2年生は、備前焼盛り付けコンテストを開催しました。そこへマゼンタの魔女先生も来てくださり、今年のFesの様子をブログ記事とyoutubeショート動画にあげてくださいました。

以下がその記事になります。ぜひご覧ください。
https://ameblo.jp/chompoo-chihiro/entry-12874558017.html

マゼンタの魔女先生、本当にありがとうございました!

食物栄養科 カフェ・レストランゼミ担当教員
川嶋 比野

 

川嶋 比野 教授

食物栄養科
学科長

実践女子大学を卒業し、管理栄養士を取得。大学院では、里芋の粘り成分の構造や抗酸化作用について研究し、2001年に修士の学位を取得。食品総合商社で非常勤の管理栄養士として務め、レストラン等へのメニュー提案業務や惣菜商品開発を経験。その経験を活かし、専門学校や短大、4年制大学でフードコーディネート系・調理系の授業を担当する専任講師や非常勤講師となる。 2009年からは、食器の色と絵柄と美味しさの関係の研究を始め、学会へ研究発表を続け、2019年にそれらの研究結果をまとめ、実践女子大学大学院にて博士(食物栄養学)の学位を取得。2012年より戸板女子短期大学で調理・フードコーディネート系の科目担当の専任教員を始め、現在に至る。