平成25年度の戸板祭は、10月26日(土)・27日(日)の予定でしたが、大型台風27号接近の影響のため、残念ながら27日(日)だけの開催となりました。
しかしながら、学生会、サークル、クラス、ゼミナール、同窓会、戸板栄養士会、図書館、キャリアセンターなど、例年にも増して多くの団体が出展し、また、おかげさまで多くの方が来校してくださり、大変盛り上がった戸板祭となりました。有難うございました。
戸板女子短期大学食物栄養科の食物ゼミナールでは、2年次の選択希望学生を対象に、屋上菜園にて野菜やハーブを栽培し、ジャムやソース、ハーブ入りウインナー、ハーブ入りシフォンケーキの作製、また、ジャムやソース、野菜を使った様々なレシピの開発や、地域のお蕎麦屋さんとのメニュー開発、米粉を使用した乳幼児の食事やおやつのレシピの開発、遠隔地とのWEBを使用した栄養指導など、各ゼミが様々なテーマを掲げ、芝祭り、東京都食育フェアの参加、戸板祭への出店などと、一年間、積極的に活動しています。その様子は各ゼミが活動記録としてまとめ、7Fにて展示発表をしています。
増野ゼミでは、平成23年度から、“「米粉」を使用したレシピ開発”をテーマに活動しています。一昨年・昨年は戸板祭で「米粉入り中華まん」を製造・販売しましたが、本年度の戸板祭では、「コメコとコメオ」と題し、米粉パウンドケーキ4種類(プレーン・小松菜・オレンジ・ドライフルーツ)と米粉入りパン4種類(プレーン・小松菜・ゴマ・ハムチーズ)とカレーのセットを製造・販売しました。本年度は「葉酸」「地産地消」にも着目し、江戸野菜の中から小松菜を選びました。何度も試作を重ね、納得の出来ばえになるまでにかなりの時間と手間を費やしましたが、その結果、戸板祭では父母の会より会長賞をいただくことができました!1日のみの開催となりましたが、思い出深い戸板祭になりました。
戸板祭が終わると、足早に季節は変わっていきます。
2年生には、残り少なくなってきた戸板での短大生活を大切にしてほしいと思います。1年生には来年度、先輩の活動をお手本として、より活発な活動をしてくれることを期待しています。
1年生・2年生それぞれ、戸板での学生生活を悔いのないように精一杯過ごし、充実した2年間にしてほしいと願っています。
担当 食物栄養科 准教授 応用栄養学研究室 増野弥生