食物栄養科かわらばんVol.33 H25東京都食育フェア出展

川嶋 比野 教授

10/12(土)、13(日)に代々木公園で東京都食育フェアが行われ、食育ゼミナールのゼミ学生達が出展しました。
お天気にも恵まれ、今年も多くの方々に戸板の食育活動を知っていただくことができました。

 

野菜ゼミではトマトジャムと今年度新たに開発したトマトソースを販売しました。
また、芝ファームでの栽培や活動記録などを展示いたしました。

 

米粉ゼミでは米粉で作ったパウンドケーキとフィナンシェを販売し、その開発活動の展示を行いました。

 

我々ハーブゼミではハーブティーを使用したフワフワ食感のシフォンケーキを販売しました。

 

また、今年度の活動テーマである「芝地域のお蕎麦屋さんへの新メニュー提案」の活動内容を展示しました。
田町にある三田更科には「揚げそばサラダ」、赤羽橋にある大村庵には「ハーブ入り鴨の卵とじ蕎麦」、学校裏にある芝その更科には、クラッシュ状に凍らせた蕎麦つゆをかけて食べる「氷つゆ入り野菜蕎麦」とそば粉を衣に使った「鶏天」を新メニューとして提案し、それをアレンジした「氷つゆ入り冷やし蕎麦」も食育フェアで販売しました。
日差しの強い秋晴れの暑い日だったので、冷たいお蕎麦は来客に喜んでもらえました。

 

食育演習を履修している1年生も全員見学に訪れ、2年生の活動の様子を見て、「来年はこのゼミに入ろう」と意気込んでいました。
他大学や食育活動を行う団体との交流もあり、良い刺激となりました。

 

 

担当 食物栄養科 講師 調理学研究室 川嶋比野

川嶋 比野 教授

食物栄養科
学科長

実践女子大学を卒業し、管理栄養士を取得。大学院では、里芋の粘り成分の構造や抗酸化作用について研究し、2001年に修士の学位を取得。食品総合商社で非常勤の管理栄養士として務め、レストラン等へのメニュー提案業務や惣菜商品開発を経験。その経験を活かし、専門学校や短大、4年制大学でフードコーディネート系・調理系の授業を担当する専任講師や非常勤講師となる。 2009年からは、食器の色と絵柄と美味しさの関係の研究を始め、学会へ研究発表を続け、2019年にそれらの研究結果をまとめ、実践女子大学大学院にて博士(食物栄養学)の学位を取得。2012年より戸板女子短期大学で調理・フードコーディネート系の科目担当の専任教員を始め、現在に至る。