食物栄養科かわらばんVol.14 食育演習で築地市場の見学に行きました。

川嶋 比野 教授

平成24年10月20日 食育演習で築地市場の見学に行きました。

 

食育演習は食物栄養科1年生の選択科目です。
食育に必要な知識を習得し、体験するため、食に関連する都内の様々な場所を見学しに行きます。
今回は築地市場です。豊洲への移転が決定し、歴史の長い築地市場を散策できるのもあと数年となりましたが、この日も海外からの観光客も多く、大勢の人で賑わい、活気のある市場を感じることが出来ました。

 

事前に配布したマップにはチェックポイントがありますので、学生達はそれを目標に調査して行きます。しかし、場外にはたくさんの魅力的なお店があり、あちこち寄り道をしながら楽しんでいた様子でした。
チェックポイントの一つである卵焼き屋さんの丸武さんです。テリー伊藤さんのご兄弟が経営しています。シンプルな厚焼き、具入り、スイーツまで色々ありました。

 

試食させてくれるお店も多くあり、散策しているだけでもお腹いっぱいになります。おでんの種で有名な紀文のお店もありました。
出来立ての練り物はとってもおいしそうでした。海苔屋さんでは食べ比べをして、海苔にも色んな種類があることが分かりました。

 

長崎からの産地直送のお魚を売る
お店もありました。

 

その後、場内も自由見学し、あっという間の3時間でした。
普段なかなか見ることの出来ないものをたくさん経験出来た、充実した見学となりました。

 

 

 

担当 食物栄養科 講師 川嶋比野

川嶋 比野 教授

食物栄養科
学科長

実践女子大学を卒業し、管理栄養士を取得。大学院では、里芋の粘り成分の構造や抗酸化作用について研究し、2001年に修士の学位を取得。食品総合商社で非常勤の管理栄養士として務め、レストラン等へのメニュー提案業務や惣菜商品開発を経験。その経験を活かし、専門学校や短大、4年制大学でフードコーディネート系・調理系の授業を担当する専任講師や非常勤講師となる。 2009年からは、食器の色と絵柄と美味しさの関係の研究を始め、学会へ研究発表を続け、2019年にそれらの研究結果をまとめ、実践女子大学大学院にて博士(食物栄養学)の学位を取得。2012年より戸板女子短期大学で調理・フードコーディネート系の科目担当の専任教員を始め、現在に至る。