戸板栄養士会 オンラインセミナーを開催しました。

戸板栄養士会

 

こんにちは、戸板栄養士会です。

2023年9月3日(日)戸板女子短期大学にて「災害時に栄養士は何ができるか」というテーマで斎藤由紀子先生をお招きし、オンラインセミナーを開催いたしました。

先生は、東京栄養士会副会長、JDA-DATリーダーで災害時における支援活動を、各地で講演されております。

 

大規模な自然災害が発生した場合、災害地内の医療、福祉、行政、栄養部門と連携し、栄養・食生活支援活動を行うことを

目的としているJDA-DATの支援内容とパッククッキングを学びました。今回はその内容や様子をご報告いたします!

 

JDA-DAT(日本栄養士会災害支援チーム)についての講話

JDA-DATは、2011年3月11日に発生した東日本大震災をきっかけに設立され、

JDA―DAT/TOKYOでは東京都と10市区と災害協定が締結されました。

防災力となるのは【自助・共助・公助】ですが、災害直後は共助による災害対策が重要となり、

活動の中核となる地域防災リーダーの役割がより重要となります。

 

パッククッキングのデモンストレーション

災害時に少ない調味料で味付けができ、一つのお鍋で複数の料理を一度にできるパッククッキングを学びました。

今回は、

・ごはん(普通ごはん・やわらかごはん・おかゆ)

・オムレツ

・かぼちゃの煮物

・ココア蒸しパン  

の4種類のデモンストレーションを行ないました。

今まで、「災害時に栄養士が何か出来るのか」など考えたことなどありませんでしたが、今回のセミナーを通してぜひ実践したいと思いました。

 

当日行なったパッククッキングのレシピを掲載しますので、ぜひご家庭でも作ってみてください。  

セミナー後のアンケートについて

今回のセミナーは17名の方のご参加がありました。

参考になった調理は、ごはんの種類が100%、かぼちゃの煮物は90%と、好評でした。

災害時用家庭備蓄としての「水」は88.9%でしたが、

パッククッキングなどに利用できるカセットコンロ・ボンベについては56%でした。

講義内容についても「大変参考になった」80%「参考になった」20%となっており、今回のセミナーは大好評でした。

また、ご参加された会員の皆様からの感想も一部紹介いたします!

・近頃の大きな災害において栄養士の存在はあまり取り上げられていないように思いました。 今回のセミナーで目に見えないところでご活躍されていらっしゃる方々に感謝致します。

・講話だけでなく、調理のデモンストレーションがあったのがとても分かりやすくてよかったと思います。

・いつ起こるか分からない災害。タイムリーなセミナーで良かった。

 

今年度の学園祭TOITAFESにて、今回のセミナーをまとめた動画を流せるように準備をしております。

TOITAFes2023にご来場の際はぜひお立ち寄りください!

 

今後も皆様からの意見をもとに懇親会や講習会の実施を検討していきます!

来月の更新もお楽しみに🍚

戸板栄養士会

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戸板栄養士会への新規会員希望の方はこちらまでご連絡ください。

eiyoshi@toita.ac.jp

※会費は一切かかりません

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食物栄養科

戸板栄養士会は、食物栄養科(生活科)の卒業生会員によって成り立っています 。 様々な分野で活躍する栄養士の活動報告や時代とともに変化しつづける栄養学の最新情報を配信していきます! 社会で重要な役割を担う栄養士のスキルアップを卒業後も支援しています。