戸板女子短期大学といすみ市が共同開発「おとな様弁当」スーパーマーケット・トレードショーで入賞

中村和由さん

戸板女子短期大学といすみ市が共同開発した伊勢海老と真蛸を使用した「おとな様弁当」が、スーパーマーケット・トレードショーで「入賞」として展示されました。

2月16日(水)に幕張メッセで行われた「スーパーマーケット・トレードショー2023」(2月15日、16日、17日)に、いすみ市お弁当開発プロジェクトに参加した学生9名が見学に行って参りました。スーパーマーケット・トレードショー2023は、幕張メッセの全会場で開催された一大イベントで、輸入食材から代用フードなど、また、梱包材や調理機材などまで食に関するありとあらゆる食の業界企業が参加しており、学生たちは大興奮でした。食ビジネスの最前線を見ることができて、業界を知らないまでも触発されるものが大きかったように思います。

写真パネルの展示でしたが、それでもこのような大規模イベントでの展示に、学生一同胸を張る気持ちでいっぱいになりました。以下は、学生の感想です。

「会場を目にして一瞬で圧倒されました!自分たちのお弁当が実際にパネルで展示されているのを見て感動しました!会場を周り、沢山の企業さんの対応やブースを見て商品への熱意がすごく伝わってきて、改めて商品開発をやってみたいと思うことができました(食物栄養科1年生)」

「普段入ることのできない場所で、自分の知らない世界を体験することができとても楽しかった。世の中にはこんなに多くの知らない企業があるのだと圧倒されました。自分たちが考えたお弁当の写真が飾られていてとても嬉しかった。どのお弁当も美味しそうで、食のバリエーションの多さを感じ、今後参考にしていきたいと思った(食物栄養科1年生)」

「想像していた以上に規模が大きく、どこに行けばいいか決めかねるほど、多くの企業や地域の特産品、お惣菜たちが並んでいて、興奮しました!様々な企業の商品を見ることで、ますます食の面白さを実感することができました。時代にもニーズにも合わせて販売されていたため、これから先進化していくフード業界はどうなるのだろうかとふと考えて、楽しみになりました。また、本格的に就職活動も始まろうとしている中でもあるため、少しでも気になる企業を見つけたりする機会にもできたので、今日は充実した1日になりました。参加して本当に良かったです(食物栄養科1年生)」

これからも、食物栄養科の産学官連携にご期待ください。

中村和由さん

食物栄養科
プロジェクト講師

コンビニチェーン本部で、コンビニの米飯・サンドイッチの商品開発を担当。有名店やテレビ局とのコラボレーション商品企画や野菜果物などを販売する先駆けの新事業のブランドマネジャーを担当。 現在は農商工連携コーディネーターやコンサルタントとしても活動し、海外の商品の日本向けブランディングや量販店や中食の商品開発も手掛ける。