食育通信 Vol.11 (11.03.28)
【味覚探検講座】
皆様、お元気でしょうか!
この度、東北・関東大震災におきまして、心よりお見舞い申し上げます。微力なわたしたちですが、新たな復興のために、自分たちの生活を見直し、少しでもお力になれますよう努力してまいります。
さて、私たちの食育活動は、芝青色申告会青年部の方々といろいろな取り組みをして、地域の皆様に発信しています。
今回は、食育活動として、八丈島の「明日葉」を青年部の皆様より御裾分けいただき、メニュー開発に取り組みました。
青年部の畑中氏からお話を伺いますと、「明日葉」の美味しい時期は2月~5月下旬だそうです。
早速、「明日葉のお浸し」を作り、試食してみますと、新鮮な青葉の香りとシャキシャキの食感が美味しさを引き出し、中国料理の食材である空芯菜と小松菜を合わせたようなとても苦味が薄く食べやすい美味しい食材でした。
そこで、まず、「明日葉ソース」を作ってみました。
材料は、ジェノベソースを参考に、次の材料を使いました。
明日葉 ニンニク 松の実 パルメザンチーズ 塩 EXバージンオイル 唐辛子(乾燥) |
50g 1かけ 大さじ1 大さじ2 小さじ1/4 大さじ3 1/2本 |
「明日葉ソース」はオリーブオイルをベースにしているので、パンにつけたり、パスタソースとしていただくと、とても青菜の新鮮な風味を味わうことができました。
次にベーグルに明日葉を電子レンジで乾燥して混ぜ込んでみました。
「明日葉」の風味は、残念ながら半減してしまいましたが、ほんのりグーリーンのベーグルができあがりました。ベーグルを食べるときに「明日葉ソース」をヨーグルトと混ぜて、添えてもGood!!!
調理学研究室では、ゼミ学生と一緒に食育活動を展開しています。屋上菜園のShiba Farmでは今年もたくさんのHerbを栽培し、香り豊かなShiba Farmを育てていきます。ぜひ遊びにきてくださいね!!
【 調理学研究室 佐藤幸子 】
【 栄養士 渡邊綾香 】