食育通信 Vol.5 (09.11.06)
【食育講座No.5「蕎麦打ち道場」】
先日、戸板祭(10/31・11/1開催)にて芝青色申告会青年部のみなさんとHerbゼミの地域連携食育プログラムを企画し、開講しました。 今回は職人さんたち(港区芝青色申告会青年部)の「蕎麦打ち道場」とHerbゼミが「蕎麦とHerbのコラボレーション」を目的に活動した様子をご紹介します。
また、「Shiba Farm(菜園)の恵み」をご紹介します。
★「蕎麦打ち道場」★
港区芝界隈の職人さんたちが、自らの職人技を披露しました!
蕎麦粉は、北海道の新蕎麦を青年部所属の青木さんが製粉し、蕎麦粉と小麦粉を7対3の割合にブレンドした蕎麦の風味満載のオリジナル蕎麦粉を使用しました。また、約60kgの石臼で、三角錐のかたちの蕎麦の実を挽きました。
「蕎麦打ち道場」は、1日に4回実施しました。1回の講座を5組に限定し、デモンストレーションと同時進行で職人さんがman-to-manで指導しました。
伸ばした蕎麦は、蕎麦包丁で「1.7mm厚さの1.4mm幅」を目指して切りそろえます。そしてすぐさま、約40秒で茹で上げ、試食しました!!
体験者が自ら打った蕎麦は格別の美味しさです。
異口同音に「美味しい!!!!!!!!!!」と感嘆の声が響きました。
★「蕎麦とHerbのコラボレーション」Herbゼミ★
戸板祭において、Herbゼミでは、1)ShibaFarm(屋上菜園)のHerb栽培の紹介、2)Herbを使用したメニューの紹介(ゼミ 学生ひとりひとりのオリジナルメニュー)、3)蕎麦とHerbのお菓子(蕎麦ミントビスケット・蕎麦ビスコッティ・Herbボールクッキー)&蕎麦がき (蕎麦一番粉と全粒粉を捏ねて一口大にして茹で上げ、蕎麦湯+しょうゆ入り)の販売を行いました。
製作した蕎麦とHerbのお菓子は全て完売し、50円で販売した「蕎麦がき」は、素朴な蕎麦の風味があり、ヘルシー指向にぴったりのおやつとして人気でした。
来年も多くのHerbを栽培し、Herb活用の研究を積み重ねて、オリジナルHerbメニューに取り組んでいきたいと考えています。
ご来校いただきました皆様、ありがとうございました。来年もレベルアップして研究発表を目指したいと思いますので、どうぞご期待ください!!!
SibaFarmは、冬の農作物に様変わりです。(ラッカセイ・唐辛子・レモンバームは依然、元気です!)東京の大都会に私たちの可愛らしいShibaFarmは私たちの憩いの広場です。皆様もぜひ、一度足を運んでみませんか!!
お待ちしております!!
【 調理学研究室 佐藤幸子 】