そろそろ、梅雨も終盤を迎え、心身ともに疲労感にあふれ、夏休みが待ち遠しい心境ではないでしょうか! さて、戸板女子短期大学の食育カリキュラムの第二弾の「食育講座」の報告です。 テーマは「My和菓子にチャレンジ!」です。 今回は、茶の湯から発達した「和菓子」を学び、和菓子の美と洗練された味覚を堪能し、日本の食文化を再認識することを目的としました。 特別講師に、目白大学短期大学部製菓学科教授 堀正幸先生をお招きしました。そして、超高級難易度である上生菓子の「練りきり」を御指導いただきました。
「練りきり」は、現在でもお茶席に欠かせない和菓子です。日本の四季折々の風物を再現する「繊細な芸術作品」です。写真の彩見事な「練りきり」は堀正幸先生の作品です。
今回は、初心者ながらも悪戦苦闘して、「朝顔」を作成しました。
堀正幸先生の妙技に目を奪われ、神技にため息ばかりの連続でした。
ほんの少しの色加減で、作り手の個性が再現され、息も手も抜けず、体は全身ガチガチ状態です。可愛いピンク色に仕上げたいのに、なぜかマーブル状のまだらなピンク色の練りきりになってしまいます。
堀正幸先生は、学生たちのリクエストに答えて何と「サンタクロース」を作成してしまいました。「練りきりのサンタクロース」に拍手喝采でした。
実習後は、楽しい試食タイムです。自分で作った「朝顔」に満足し、食するのがもったいないくらい愛おしいMy和菓子となりました。
堀正幸先生「御懇切なる御指導ありがとうございました。」
さて、「食育講座No.3」は「Shiba Farm」の近況報告です。
★夏野菜の収穫に乞うご期待!!!
【 調理学研究室 佐藤幸子 】