私達の姿勢は、静的(立つ、座る)・動的(歩く)などさまざまな姿勢がありますが、姿勢は健康を支える上で重要な働きがあります。人は他の哺乳類 と異なり、直立二足歩行をします。二つの足の裏で身体全体を支え、運動においても上手に身体を動かすにはしっかりと安定した支持が必要となります。
そこで、足のウラに注目したいと思います。 足ウラ面積は両足合わせても体表面積(身体の面積)のほんのわずかです。このわずかな面積で何十キロもある体重を支えており、身体のゆがみが足のウラの形や機能にも影響を与えると考えられます。
足の機能の低下は身体能力やバランス能力の低下にも繋がります。特に足趾(「そくし」と読み、足の指を示す)は身体が前に倒れないように踏ん張る場所でも あります。また、足趾は身体の末端部分にあたるため、血液循環において不利なところです。末端部の血液循環を促すには、その部分を動かす必要があります。 このような観点からも、足趾を使いましょう。姿勢の保持だけでなく全身の血液循環にも良い結果をもたらし健康に役立ちます。
足の指は浮いていませんか? 外反母趾になっていませんか?
次のような原因と症状が考えられます。
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参考資料:「足ウラ健康ガイドブック」 株式会社ワミー
【 体育研究室 中島悦子 】