こんにちは。戸板栄養士会です。
本日は戸板栄養士会幹事、生活科12回生の山口丕些子さんより、
「薬膳」について執筆いただきましたのでご紹介させていただきます!
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生活科12回卒の私はいつの間にかびっくりするような年齢になってしまいました。
長かった栄養士の仕事を終えた後、かねてから学びたかった薬膳を、専門学校で3年間勉強しました。
私の学んだ薬膳が、皆さんの日常の健康管理に、少しでも役に立つ事があれば幸いに思います。
~季節の特徴と薬膳~
夏 熱中症や夏バテにご注意
高温多湿の夏は体内に水分や疲労が溜まりやすく、又暑さで汗といっしょに気も消耗し元気がなくなります。
体が高温になったままでいると、体内のミネラルバランスが崩れ、頭痛やめまい、けいれんなどが起きてきます。
手当を遅れないように注意が大事です。
体を冷やす働きのある食べ物は、冬瓜、なす、レンコン、スイカ、キウイフルーツ、そば、かになど夏によく食べられる物です。
日常の食生活には黒胡麻、白きくらげ、クコの実、山芋など体の滋養強壮になるものを、少しずつ取り入れ夏バテを防ぎましょう。
夏バテ(疲労・倦怠感)のある人に
冬瓜煮鴨・・・体にこもった熱や湿気を除き気を補って元気になります。
*鍋に鴨肉、ハト麦水を入れて、30分以上煮てから冬瓜を加える。柔らかくなったら味つけをします。
冬瓜粥・・・冬瓜は体を冷やし、利尿作用、むくみにも効果があります。
*冬瓜と一緒に粥状に煮て食べる時は皮を除いて食べる |
秋 夏に消耗した気を養い、冬に向けて栄養を蓄える時
秋は空気が乾燥して「燥邪」が肝の働きを鈍らせ、体の免疫を低下させます。その上、気力や集中力がなくなり、イライラ、不安感、集中力、胃腸の疲れなどが出てくる時期です。
免疫力を上げて夏バテを回復するには、山芋、ゆり根、白きくらげ、なつめ、黒胡麻、黒豆、クコの実、松に実など、毎日少しずつ取り入れて体力をつける事が良いでしょう。
なつめとゆり根は気持ちが落ち込んだ時、肌荒れが気になる時はくだものなど、白きくらげとゆり根の組み合わせが効果的です。
お肌の乾燥やしわが気になる時は
密梨(みつり)(白きくらげ入り)・・・白きくらげは内臓を丈夫にして肌を潤す作用があり、不老長寿の生薬と言われています。咳止め、去痰作用がありのどの不調に最適です。
*白きくらげは一晩水に浸し戻しておく。鍋に材料を入れてコトコト煮込む
なつめ(棗)のはちみつ煮・・・なつめは美容や健康のあらゆる不調に効くスーパー生薬です。
*なつめは一晩水で戻して柔らかくする。鍋になつめと水で30分位煮てから、はちみつを加えます。 |
皆さんの健康管理に、薬膳を身近なものに感じて頂ければ嬉しく思います。
山口丕些子
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次回、7月の掲載は「冬・春編」をお届けします。お楽しみに☺
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