戸板栄養士会幹事、生活科45回生の佐々森典恵さんより、
現在のお仕事について、ご執筆頂きましたのでご紹介させていただきます!
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戸板女子短期大学生活科を卒業後は、栄養士として高齢者にかかわる仕事に就きました。
その後、病院や社員食堂での管理栄養士業務、非常勤講師として栄養士養成にかかわる仕事にも携わる機会をいただきました。そして、多くの出会いに支えていただきながら栄養士を続け、現在はこどもの食育にかかわる仕事をさせていただいております。
昨年、本年度と「10歳からのキッチン教科書」シリーズの、料理を担当させていただきました。
興味を持ち、はじめて料理をする子供たちが、安全に楽しく調理ができ、料理の組み合わせを考えながら、栄養のバランスも意識できる内容となった料理本です。
子供達が好きな料理やスイーツを中心に、「美味しそう!」「作ってみたい、作ってあげたい」といった気持ちを大切に、
美味しくできた達成感、さらには「また作りたい、また食べたい、誰かに作ってあげたい」といった思いにつながるような料理が掲載されています。
ページを重ねるごとに、難易度は上がりますが、作り方の工程は写真とともに確認ができ、具体的な調理のポイントやコツも学べる内容となっています。
◆10歳からのキッチン教科書① 簡単おいしいはじめてレシピ
◆10歳からのキッチン教科書② ひとりでつくれるごちそうレシピ
◆10歳からのキッチン教科書③ はじめてさんのスイーツレッスン
また、仕事柄、子供たちに直接料理指導をする事もあります。
当然ではありますが、一緒に料理をしていても、ひとりひとりが興味を示し、達成感を得る場面は様々です。
美味しくできたとき、自分が好きな料理をするとき、難しい作業が出来たとき、かわいく出来上がったときなど、
子供たちの最高の笑顔と成長には喜びを感じます。そして、もっと笑顔を引き出したい!と考える一方で、
新たなパワーを私の方がもらっている事に気が付き、感謝している日々でもあります。
生活科45回生
佐々森典恵
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※会費は一切かかりません
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