コロナでも商品開発!!女子大生が豚肉をブランディング〜戸板女子短期大学流!トンでもない豚肉料理できました〜

川嶋 比野 教授

〜戸板女子短期大学流!トンでもない豚肉できました〜

 

戸板女子短期大学では、食物栄養科1年生10名の学生がブランド豚「花悠」の美味しさや特長を一般に広げる宣伝大使となりました。

 


 

花悠は、自然に近い環境で育つ豚肉日本各地の指折りのレストランやホテルのシェフに選ばれる高級料理店で仕入れられ振る舞われているブランド豚です。

この10名の宣伝大使が、PigFertilize松ヶ谷より提供された、花悠の豚肉を調理アレンジを加え、家庭料理としてのメニュー試作や、写真の撮り方を工夫し、より美味しく見せることをInstagram、TikTokなど今どきのSNSを駆使して、SNSアンバサダーチームと創作料理チームに分かれて魅力をお伝えしています。

 

・インスタグラム  https://www.instagram.com/eggchan_p/

・Pig Fertilize 松ヶ谷 ホームページ https://www.ma-am-pig.jp/

 

大学生は、終わりの見えないコロナ禍で、大学生活や就職について不安を感じています。

しかし、この困難な時代でも戸板女子短期大学の学生は、学生時代に様々なことに挑戦したい、メニュー開発の仕事を体験したいという強い思いをもって前向きに活動しています。

今回の商品開発、宣伝大使のプロジェクトは、緊急事態宣言と重なり、集まってのミーティングや調理試作は、ほとんど出来ませんでしたが、ZOOMやメールなどを活用して会議を行い、自宅で料理試作することで発表に望むことが出来ました。

初めは何もわからず上手くいかないことの繰り返しだったが、ミーティングを繰り返していくうちに自分たちの改善点を見つけ、他の人のいいところを吸収することで自分たちなりの方法を見つけ出すことが出来るプロジェクトとなりました。

豚肉を通して将来と向き合う栄養学生の思いを、8月21日(土)戸板女子短期大学オープンキャンパス内で発表を行いました。

 

 

ブランド豚「花悠」について

千葉県旭市の自然豊かな土地で、のびのびと育てられる「花悠」。

効率よりも心地よさを重視し、自然に近い環境で育つ豚肉は、日本各地の指折りのレストランやホテルのシェフに選ばれる。花悠の名前の「花」は「食卓に笑顔を咲かせたい」「悠」は「のびのびと健やかに豚を育てたい」という想いで名付けられており、その願いを体現するブランドを目指しています。

花悠をハーブで育つ安全で高品質なボタニカルポークと定義し、その健やかさや温かさをブランド表現の世界観に込めた。ブランドシンボル、イラスト、コピー、webサイト、商品パッケージやパンフレットなど幅広く制作し、花悠のブランド体験を一新。千葉県とちばの「食」産業連絡協議会が開催する「食のちばの逸品を発掘」で「やさしいポークジャーキー」は2020年に直売所部門で銅賞、「パクチーウインナー」は2021年に直売所部門で銅賞を獲得。

戸板女子短期大学の産学連携プロジェクトについて

戸板女子短期大学が行っている産学連携プロジェクトは、社会のリアルな現場に携わることで、プレゼン力、課題解決力、社会人基礎力など、社会に出てから必要とされる力を身につけ、学生の成長を促すことを目的とした活動です。

これまで、すき家やWEGO、ABCクッキングスタジオ、森永乳業など50を超える企業と取り組みを実施しています。

戸板女子短期大学産学連携プロジェクトページ

川嶋 比野 教授

食物栄養科
学科長

実践女子大学を卒業し、管理栄養士を取得。大学院では、里芋の粘り成分の構造や抗酸化作用について研究し、2001年に修士の学位を取得。食品総合商社で非常勤の管理栄養士として務め、レストラン等へのメニュー提案業務や惣菜商品開発を経験。その経験を活かし、専門学校や短大、4年制大学でフードコーディネート系・調理系の授業を担当する専任講師や非常勤講師となる。 2009年からは、食器の色と絵柄と美味しさの関係の研究を始め、学会へ研究発表を続け、2019年にそれらの研究結果をまとめ、実践女子大学大学院にて博士(食物栄養学)の学位を取得。2012年より戸板女子短期大学で調理・フードコーディネート系の科目担当の専任教員を始め、現在に至る。