授業紹介「調理学実習1」 食物栄養科かわらばん

川嶋 比野 教授

調理学実習1 川嶋比野先生

戸板女子短期大学では、緊急事態宣言中ではありますが、感染対策を充分に配慮したうえで一部実習科目の対面授業を再開しています。

 

食物栄養科 今週の「調理学実習1」授業では中国料理の実習を行いました。

黒豚シュウマイ、クラゲの冷菜、鶏ガラを使ってダシ作りから行った卵スープ を作りました。

 

コロナ対応のため、学生の皆さんには写真のようなお弁当に詰めてもらい、実習室の外で個々に試食してもらっています。

 

「ザーサイの漬物」や「ライチフルーツ」も初めて食べる学生が多かったようです。調理実習ではあえて珍しい食材や高級な食材を使い、食経験を豊かにする事もねらいとしています。

受講学生からはこの様な感想が

「調理実習を通して料理をするのが以前よりも楽しくなり、先生方のサポートもあり上達してきました。」

「調理実習で本格的な黒豚のシュウマイの作り方を教えてもらえて驚きでした。不器用な私でも上手に包むことができ楽しく取り組めました。」

せっかくの貴重な対面授業で多くの事を学び取って欲しいと思います。

 

食物栄養科 川嶋比野

川嶋 比野 教授

食物栄養科
学科長

実践女子大学を卒業し、管理栄養士を取得。大学院では、里芋の粘り成分の構造や抗酸化作用について研究し、2001年に修士の学位を取得。食品総合商社で非常勤の管理栄養士として務め、レストラン等へのメニュー提案業務や惣菜商品開発を経験。その経験を活かし、専門学校や短大、4年制大学でフードコーディネート系・調理系の授業を担当する専任講師や非常勤講師となる。 2009年からは、食器の色と絵柄と美味しさの関係の研究を始め、学会へ研究発表を続け、2019年にそれらの研究結果をまとめ、実践女子大学大学院にて博士(食物栄養学)の学位を取得。2012年より戸板女子短期大学で調理・フードコーディネート系の科目担当の専任教員を始め、現在に至る。