【株式会社小学館アカデミー】憧れの栄養士への道~成長と葛藤の5日間~

ライター中川さん

はじめまして、食物栄養科1年の中川小遥です。
私は今回【株式会社小学館アカデミー】保育園インターンシップに参加させていただきました!インターンシップに参加したきっかけや内容、得た学びなどについて詳しくまとめたので、見ていただけたら嬉しいです!

インターンシップに参加した理由

幼い時から給食の時間が大好きだった私は、高校生の頃から給食の栄養士として活躍したいと強く思うようになりました。給食で沢山の人を笑顔にしたいと思っていましたが、実際に働いている栄養士の方々を近くで拝見する機会は多くないため、今回のインターンシップで栄養士の仕事を身近に感じ、就職活動にも活かしたいと思い参加しました。

発見と成長の準備期間

私が担当した保育園は【株式会社小学館アカデミーしんとよす保育園】でした。体験した内容は、給食の献立作成と子どもたちの前で実際に行う食育計画を行いました。
インターンシップは5日間行い、慣れないことに苦戦しましたが子どもたちみんなとても元気がよく、緊張していた私たちも打ち解けるのに時間はかかりませんでした。

初日は、オリエンテーションや、園内見学を行い、グループワークでは【旬の食材】について話し合いを行いました。私たちのグループでは、給食の献立と食育に繋がりを作ることにより、子どもたちの理解をより深めたいと考え、【柑橘フルーツ】についての食育を行うことが決まり、給食ではみかんを使うことが決まりました!

2週間程度経ち、2日目に行ったのは、調理の指示書、栄養価計算表の二つです。この2つは学校でも課題として取り組んだり、授業で学ぶ機会もありましたが、想像していたよりもはるかに難しく、これを毎日子どもたちのためにやっている栄養士の方はすごいなと栄養士の偉大さを実感できた1日でした。

そして、3日目には、実際に自分たちの考えた献立の試作を行い、企業の方と保育園の栄養士の方に試食していただきました。実際に作る際には子どもたちが口にしやすい大きさに食材を切る事など、気を付けなくてはならない事が沢山あり、それらを考えながら、園全体の食数を調理することの大変さを痛感しました。
最後の準備期間の4日目には、食育計画表をもとに栄養士の方の前でロープレを行いました。実際に食育を行う栄養士の方からアドバイスをいただき、子どもたちが怪我をしないように食育で使うペープサートやカードをマスキングテープなどで対策し、【柑橘フルーツ】についてわかりやすく説明できるように、イラストや写真だけではなく、実物を用意して理解しやすいようにすることを心掛けました。

緊張の当日

いよいよ迎えた本番当日。子どもたちと仲良くなるためにまずは一緒にゲームを行いました。始まる前の子どもたちのワクワクした姿はとても嬉しく、同時に緊張しました。実際に始まると子どもたちからの反応が驚くほど良く、緊張もほぐれました。私たちからの質問にはたくさん手が上がり、カードゲームにも積極的に参加してくれました。「楽しんでくれるか」「理解してもられるか」などとても不安でしたが、子どもたちからは「楽しかった!」「これ知ってるよ!」などの声を直接聞くことができ、頑張ってきて良かったとホッとしました。

食育が終わり、班ごとに分かれて給食を食べる子どもたちに混ざり、一緒に給食を食べました。自分たちが考えた給食を間近で見て、美味しそうに食べてくれている姿や、おかわりをしてくれている姿を見れてとても嬉しかったです。

まとめ

今回、実際に栄養士の仕事を体験してみて、栄養価計算などの大変なこと、実際に子どもたちの素直な反応を見れる嬉しさなど、多くのことを知ることができました。また、何事も最後まで試行錯誤しながら仲間と協力し合うことの大切さを身をもって実感することができ、インターンシップに参加して良かったと思いました。この経験を今後の就職活動に活かしていきたいと思います。
今回お世話になった株式会社小学館アカデミー保育園の皆様、本当にありがとうございました。

ライター中川さん

食物栄養科

食物栄養科中川小遥です!学生広報スタッフteamといたん“こっちゃん”としても活動しています!好きな食べ物はみかんです🍊私が過ごす戸板生活を全力で伝えていきたいと思います! よろしくお願いいたします