こんにちは!食物栄養科1年の薄井愛梨です!
私は、株式会社ワンダーテーブルのインターンシップに参加させていただき、1から鍋のメニュー開発をしました。今回は、怒涛の1か月について記事にまとめますので、是非ご覧下さい!
商品開発への興味
私は幼いころから食べることが好きで、高校に進学してからは、「自分が作った商品で沢山の人に食を通して幸せを届けたい」と考えるようになりました。
今回のインターンシップでは、ワンダーテーブル以外にも沢山の企業で商品開発を行っていましたが、私は、ワンダーテーブルの理念である「人々が嬉しい時間を共にする特別な食事を広げたい」という言葉が私自身の食への考え方と重なり、是非この企業の商品開発をしたい!と思ったため、参加することを決めました!
鍋と向き合った1か月間
商品開発をする上でコンセプトや、テーマに沿って商品開発をしていくのですが、今回私たちに出されたテーマは、「NIPPONの食材を楽しむ秋鍋」でした。
はじめは、チームのメンバー作りたい鍋のイメージや、食材について話し合いを始めました。
もつ鍋やほうとう鍋などたくさんの案が出ましたが、日本の食材で秋鍋ということもあり、いつもの鍋との差のつけ方に苦戦しました。
最終的に試行錯誤を重ねた結果、見た目でのインパクトもある土手鍋風の鍋を採用、メイン食材には有色野菜を使用し、秋の自然豊かな景色をコンセプトに、肉で花をイメージしたり、トマトで木の実をイメージしたりと秋らしさも感じられる商品を作ることができました。
出来上がった商品は、企業の方にプレゼンをしてから試食してもらい、意見をいただきました。
初めての試食会では食べる方への配慮や、改善点などの意見をいただき、最終審査までの1週間では味の変化の出し方を変えたり、調理方法を見直すなど試作を重ね、チーム全員がこれなら大丈夫!と自信をもって最終審査日を迎えました。
しかし、全チーム1回目の試作からはるかにレベルアップしており、大丈夫かなと不安な気持ちと緊張が入り混じっていたのを今でも覚えています。
そして、結果発表。
結果は・・・
見事最優秀賞をいただきました!
1回目の課題でもあった味の変化は、白髪ねぎに食べるラー油を合わせ、途中で鍋と食べることによって辛みを感じられると高い評価をいただきました。
しかし、他のチームと比較したときに1回目からあまり変更しなかったことに、もう少し改良しても良かったと意見をいただき、商品開発は改良がすごく大事なのだと学ぶこともできました。
自分の商品で沢山の人を笑顔に
最終審査日から1週間ほど経った、9/8のオープンキャンパスで私たちが考案した鍋を200名の高校生、保護者の方に召し上がっていただきました。
当日は他のチームメンバー、ワンダーテーブルの方々にもお手伝いしていただき、無事に全食提供することができました。
鍋を食べた方からは、「本当に美味しかった!また食べたい!」という声を直接いただき、1か月間頑張ってきてよかったと達成感を感じ、私がインターンシップに参加するきっかけになった自分の商品で沢山の人を笑顔にしたいという夢もかなえることができました。
インターンシップを終えて
インターンシップを通して、作る楽しさや大変さを身をもって経験することができました。
食べてくださる方により良いものを作る難しさや、思い通りに商品が作れないもどかしさを感じながら、それを乗り越えて考えた商品が世の中に出ていくことを体験できたとても貴重な時間を過ごすことができました。
10月中旬ごろには私たちの商品が池袋店で1週間限定販売されます。
チームメイトとお客さんとして食べに行こうかなと思っています!記事を読んで、少しでも食べてみたい!と感じてくださった方は、是非食べに行ってみてください!
私は、「食を通して幸せを届ける」という自分の夢にも、今回のインターンシップを通して少し近づけたのではないかなと思っています。
このような機会を作ってくださったワンダーテーブルの皆様、本当にありがとうございました!
これからの学校生活にも生かしていきたいと思います!