はじめまして、食物栄養科の三関彩愛です!今回、私は戸板女子短期大学と株式会社ワンダーテーブルがコラボした
『鍋ぞう』のインターンシップの舞台裏をお伝えしていきます!
そして!開発されたメニューは12月17日のオープンキャンパスで高校生や保護者の方など約200名の方に味わってもらいました!2か月間、全速前進し続けた私たちの奮闘記ご覧ください!
ワンダーテーブルとの出会い
株式会社ワンダーテーブルとは「豊かな食卓をひろげ、大切な人との絆を深めてもらう」、そんな豊かな食卓への想いが込められた企業です。鍋ぞうは選べる楽しさを満喫できる国内外のお客様に愛されるしゃぶしゃぶ・すき焼き専門店です。私にとっても、家族や友人と楽しいひと時を過ごせるお店のひとつです。
私は入学当初からメニュー開発やマーケティングといった分野に強い興味があり、自分の手で何か創り出したい!仲間とともに協力して何かを創り出したい!という想いで普段の授業ではなかなか経験のできないメニュー開発のインターシップに参加することに決めました。
様々な企業がある中で、私がワンダーテーブルのインターシップ挑戦したいと思ったのは、企業の方がゼミでお話に来てくださった際に「私たちは、東日本大震災を機に、世界各地にも豊かな食卓を広げてきました。」という言葉に強く心を動かされたことがきっかけでした。
食を通して、大切な人との大切な時間を”もっと幸せに”したい!と思い挑戦することを決めました。
メニュー開発のテーマ「働く女性に刺さる冬の〇〇鍋」
10月中旬の説明会を経て、試食も兼ねて新宿三丁目店に足を運び、どのようなスープや具材が用意されているかなどを調査してきました。
そこから、オープンキャンパスで提供するメニューが決定するまでには、「試作(1回目)→経過報告→試作(2回目)→最終審査」といった段階を踏み、さらには放課後や自宅でも試作を繰り返し毎日のように鍋のことを考えていました…
『ホッコリお芋のとろける豆乳鍋 ~女性のワガママ詰め込みました~』
私たちはお芋をメインとして、働く女性が食べたい食材をワガママに詰め込んだ理想のお鍋をコンセプトにメニュー開発を行いました。
経過報告で提案した試作第一弾はコチラ!コンセプト通り、さつま芋を中心にお餅やコーンなどワガママに詰め込みました!
私たちのプレゼンも終了し、企業の方に試食頂きました!
美味しいという言葉もある中、「詰め込みすぎて印象に残らない鍋になってしまっている」「コーンが働く女性というよりはお子様を連想させてしまう」との厳しい指摘がありました。
言われると「確かに!」と思うことばかりで、私たちはターゲットを想定した食材選びや見栄えを考えることの難しさに直面しました。
残される期限もわずかな中、「絶対に中途半端なものにしない!」ことをチームメンバーと心に決めて、そこからは何度も何度もチームで話し合い、試作を繰り返しました。
そして、全4チームが経過報告のアドバイスから試行錯誤を繰り返し、自信を持って12月上旬の最終審査に臨みました!
左上:「酸辣風でピリッと刺激~疲れをリセット!?~」
右上:「ホッコリお芋のとろける豆乳鍋~女性のわがまま詰め込みました~」
左下:「トマトhide and seek~イタリアを旅してみませんか?~」
右下:「疲れたあなたへ。さっぱり!梅みぞれ鍋」
最終審査の結果はいかに…!!
結果は…
私たちの「ホッコリお芋のとろける豆乳鍋~女性のわがまま詰め込みました~」がグランプリに輝きました!!
一番の課題であったコーンを肉団子の中に入れたことで美味しさだけでなく、子どもっぽくない「可愛らしさ」になったと評価を頂きました。ここまで全力で取り組んだ来たことが報われた気持ちになり、とても嬉しかったです!
当初はバランスをあまり考えずに食材選びをしてしまいましたが、企業の方のアドバイスや実際に家族に食べて意見をもらったことで、もち巾着は調理することが難しいこと、きくらげやほうれん草の食感が他の具材と合わないことに気づき、エリンギや小松菜に食材を変更するなど、食べる人の生の声を反映することでより良いものを作り上げることが出来ました!
いざ!オープンキャンパスに来てくれたみんなを”幸せ”に
12月17日のオープンキャンパスではワンダーテーブルの方々、一緒に駆け抜けてきた他チームのメンバーの協力もあって約200名の高校生や保護者の方に召し上がっていただきました!
作業をしてもらっている裏側で、私たちは来場者に向けたプレゼンも行ってきました!
「プレゼンも素敵だったし、お鍋も美味しかったです!」と直接言ってもらえたり、中にはInstagramのDMで感想を伝えてくれる高校生もいて本当に嬉しかったです!
私たちがイチから考えたメニューを多くの方へ提供できたことに感激しました。
このインターンシップでは、チームメンバーのみならず様々な方からの意見に真摯に向き合うことが成長に繋がるということが分かりました。そして、初めて形になったときに誰かに喜んでもらえること、幸せになってもらうことへの感動・やりがいをとても感じました。
正直、他の人よりも調理は苦手な私ですが、戸板女子短期大学では挑戦できる環境があります!これからもまだまだ挑戦を続けていきます!
ワンダーテーブルの皆様、本当にありがとうございました!
この記事に関する問い合わせ先・インターンのご依頼は
戸板女子短期大学 キャリアセンター 新妻まで
TEL 03-3452-4155