初めまして、服飾芸術科の戎脇です。
私は明治記念館で1カ月間ウェディングサービスのインターンシップを行ってきました!
伝統と品格あるサービスを提供する明治記念館に挑む!
ウエディングサービスの業務を体験できる機会は滅多にないと思い、入学当初から就業型のインターンシップに挑戦してみようと考えていました。
私は、将来お客様にとって、かけがいのない大切な一日のお手伝いができる従業員になりたいと考えています。
明治記念館のインターンシップでは、お客様に寄り添える接客と品格あるサービスを学べると思い参加しました。
主な業務内容は、
・主に婚礼や宴会でのお客様へのお料理とお飲み物の提供
・モデルルームや次回のセット、グラス磨き など
2日間の研修を経て、初めてお客様を前にして…
2日間の研修後、初めてお客様を前にして実践をした日はお食事会のサービスを担当しました。
お酒の種類の多さとお食事の出し方が研修していたよりも複雑でした。
お客様同士が話している間に入り込むことにも、まだ抵抗感があり、飲み物のご注文を伺ったりお食事をお出しするのが遅れてしまいました。
緊張と不安で焦ってしまい、笑顔で対応するのが本当に大変だった実践初日でした。
そんなとき、現場で活躍されている従業員の方が、
「無理して持っていかなくていいよ!怪我したら大変だから自分のできるスピードでいいよ!」
とおっしゃってくださいました。
一見、普通の会話だと思われますが、慣れている従業員の方のスピードとの違いに私は正直焦っていました。
そんな自分には「心にゆとりをもってサービスして良いんだ」と励ましてもらえる心強い言葉でした。
またお客様を第一に考えながらも、慣れていない私にも目を向けてくださっていたと思うと、とても嬉しかったです。
辛い時期もあった…そんな気持ちを乗り越えたからこそ得られたもの
インターンシップに参加する前は「結婚式を見ることができる!」ととても楽しみでした。
しかし、想像していたよりも、体力面・精神面で大変な時期がありました。
四年制大学の友達が遊んでいて羨ましいと思ったり、連日のインターンシップで睡眠時間が短くなり、辛いと思うこともありました。
しかし、すべての仕事を終えた今、「やり切って本当によかった!」と思っています。
なぜなら、他の人が経験することができないことを体験できたり、明治記念館という歴史ある素晴らしい場所で、一従業員として品格あるサービスが少しでもできるようになったことは、これからの人生にも活かせる力を身につけられたと思えるからです。
お客様の立場になってどんなことをしてもらえたら嬉しいか、常に考えながらサービスをし、
「お客様に寄り添うことの大切さ」、そして「先輩や仲間に頼っても良いんだ」ということを学びました。
誰かと協力して効率よく仕事を進めていくこと、宴会を無事に成功させる楽しさも実際にインターンシップに参加して気づきました。
一人で何かをやるより協調性を大切に仕事をすると、自然に笑顔になったり、コミュニケーションが取れるようになりました。
知らなかった自分を見つけることができて「挑戦してよかった!」と心から思っています。
ここで学んだことを生かして、自分が助けてもらい時には無理せずに助けを求め、
自分の行動にも今まで以上に責任をもって生活していきたいと思っています。
仕事の楽しさと大変さを教えてくださった明治記念館と従業員の方に心から感謝をしています。
充実した一か月、ありがとうございました!
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戸板女子短期大学 キャリアセンター 新妻まで
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