服飾芸術科の藤田陽菜です。
私は今回プロのスタイリストがコーディネートした洋服を月額制で借りられる「ファッションレンタルサービス」を提供する株式会社エアークローゼットで5日間インターンシップに参加させていただきました。
ご要望やお悩みを聞いてチームでお客様に合わせたコーディネートを提案し、エアークローゼットの方からアドバイスをもらえるインターンシップです。
ファッション業界を目指す自分の視野を広げたい
インターンシップに参加した理由は、
今回のインターンシップが、「自分の将来の選択肢や可能性を広げ、夢を叶えるための大きな経験になる」と思ったからです。
エアークローゼットのインターンシップは、戸板の学生だけでなく文化服装学院、東京モード学園の学生と合同開催で10名の学生が参加しました。
初日はテキストをもとに、お客様の要望に応えるコーディネートを提供できるようにプロのスタイリストの方からサイズやカラー、体型の悩みのカバーの仕方など、色々なテクニックを教えていただき、他校のインターン生とのチームで実際の洋服を使ってコーディネートを組みました。
2日目からは、初日とは異なり、実際の業務と同じようにお客様の要望に対して、オンライン上でたくさんの洋服から適したものを選んでパーソナルコーディネートを組みました。
さらに、そのコーディネートに関するお客様へのメッセージもチームで考えました。
単にコーディネートを組んで終わりではなく、他のチームやエアークローゼットの方々からフィードバックをいただけることで、自分では気づけなかった発見をたくさんできた、とても貴重な経験になったと思います。
コーディネートを文章で伝えることの難しさに直面
お客様へのメッセージ(コーディネートのポイントなど)を考える際は、伝えたいことを文章にすることがとても難しく、かなり時間がかかりました。
しかし、話し合いのなかでチームの仲間が積極的に意見を出す姿に刺激を受け、私も自発的に意見を出すことができ、自身の課題である積極性を養うことができました。
周りからのたくさんの良い意見をまとめて、お客様へのメッセージを作る作業は、チームワークの大切さを学ぶ良い機会になりました。
またエアークローゼットで活躍している母校の先輩へインタビューもさせていただきました。
インタビューの際には、先輩全員がお客様に寄り添い、喜んでもらえることがやりがいだと仰っていました。
私は「お客様のことを第一に考え、コーディネートを考えている」先輩の姿がとても素敵で印象に残っています。
緊張の全社会議でのプレゼンテーション
4日目には、エアークローゼットの全社会議で社員の皆様へ向けて、学んだ内容をチームでプレゼンテーションしました。
とても緊張しましたが、皆さんとても優しく、笑顔で聞いてくれたり、私の目を見て頷きながら聞いてくれました。
そのおかげで自信をもってプレゼンテーションをすることができました!
そして、5日目の最終日は戸板の同級生80名の前で4日目同様、インターンシップの体験内容をプレゼンテーションしました。
今までの自分では信じられないくらい、しっかりとやり切ることができました。
インターンシップを振り返って、
私は会ったことのないお客様との向き合い方やコーディネートを考えることの喜びや難しさを学びました。
サイズや好み、体型の悩みなど直接的な面だけでなく、住んでいる地域の気温や天候、さらにはお客様の職業を考慮するなど、お客様それぞれの背景や服装に関する様々な情報も使ってコーディネートを組むことが、お客様に喜んでいただけるコーディネートを実現できると学ぶことができました。
また、お客様のことを第一に考えてコーディネートを組むことは、対面でもオンライン上でも変わらないことも知りました。
インターンシップを終えて、参加した理由である「自分の将来の選択肢や可能性を広げること」ができたと実感しています。
この経験は、私がこれからどんな道に進むことになっても活かしていけるかけがえのない経験になった思っています。
エアークローゼットの皆様、貴重な機会を作っていただきありがとうございました!
この記事に関する問い合わせ先・インターンのご依頼は
戸板女子短期大学 キャリアセンター 新妻まで
TEL 03-3452-4155