戸板女子短期大学 服飾芸術科1年の及川華野です。
私が今回参加をしたインターンシップ企業は、earth music&ecology(アース ミュージック&&エコロジー)やGreen Parks(グリーンパークス)などのアパレルブランドで有名な株式会社ストライプインターナショナル。
主な実習内容は“本社オフィス研修&見学”や“AMERICAN HOLIC コクーンシティ店”での実店舗接客体験など、計8日間の他では決して体験することのできない充実したインターンシップを経験させていただきました。
そもそも、私がインターンシップに申し込んだきっかけは、正直最初は興味本位で応募してみたのも理由の一つですが、
何より就職活動をする際にインターンやアルバイトなど、様々な職業経験をしておくことで、将来の選択肢や可能性が広がると思ったのが最大の理由です。
インターンシップの8日間は、日数を重ねるごとにお仕事のレベルがアップしていきました。
1~3日目は、お店の雰囲気をつかみながら「いらっしゃいませ」や「店内お買い求めやすくなっております」などの声出し、お客様が試着をする際のフィッティングへのご案内などを行いました。
4〜5日目は、任される業務の幅が広がりお客様とのアイコンタクトを意識した声出し、入荷した新商品のストック管理や店頭出し、実際に入店されたお客様へのお声がけなど、複数の業務が同時進行。最初は慣れず慌ててしまう場面も多くありましたが、店舗社員の方が優しくサポートしてくださり、一つ一つの業務を丁寧にこなしながら接客という貴重な体験までさせていただきました。
アパレルの業務内容は接客が中心の職業だと勝手にイメージしていましが、実際にインターンシップで業務を体験することで、「どうしたらお客様に足を止めてもらえるか」「ブランドのファンになってもらえるにはどのようにアプローチすれば効果的か?」など、常にお客様を第一に考え行動し工夫をしていることがわかりました。
AMERICAN HOLIC コクーンシティ店は、午前中は主婦の方、午後は家族連れ、夕方は学生など時間帯によって来店してくださる客層が変化し、そういった視点で観察して体感できるのも、インターンシップならではの発見でした。また、実際にフロアに立って接客を経験してみて、スタッフの方々のコミュニケーション能力の高さに圧倒されました。最初は私にもできるのだろうか?と不安でいっぱいでしたが、短い期間の中でもスタッフの行動や声がけのタイミングなどを見て学び、8日間でお客様にお声がけやコーディネートの提案ができるまでになりました。お客様から「ありがとう、また来るね」と感謝のお言葉をいただけた瞬間は、とても嬉しくやりがいを感じました。
最終日には、マネキンへのトレンド商品の着せ替えなどVMD変更のお手伝いもさせていただき、シーズンの流行りや商品知識の深いところまで学ぶことができました。
今回のインターンシップを通して、アパレルでの販売の楽しさややりがいを身近で体感し学ぶことができました。貴重な経験ができて、インターンシップへ参加をして本当に良かったと実感しています。この経験を就職活動本番の選考で“学生時代に頑張ったこと=学チカ”として自信を持ってお伝えし、将来の就職先で活かしていきたいと思います。そして、改めて自分はお洋服が大好きなんだなと感じることができた貴重な8日間となりました。
服飾芸術科1年 及川華野