「自分を180°変えたい」そう思って入学した戸板女子短期大学の2年間

学生ライター長谷川さん

戸板女子短期大学 服飾芸術科 2年生の長谷川らんさん。戸板女子短期大学に入学してからは、チームといたん、超十代フィッタースタッフ、TOITAFesモデルなどたくさんの経験をしました。夢を叶えるだけでなく、色々なチャレンジをした長谷川さんのストーリーを語ってもらいました。

「戸板なら自分を変えられる」一度も迷う事なく受験

▲ チームといたんでは高校生と真摯に向き合いました。

私と戸板女子短期大学との出逢いは、今から4年前の2018年。

「ファッションに携わる仕事に就きたい」「自分を180°変えたい」

そんな気持ちを抱いて参加をしたのが、母に紹介された戸板女子短期大学のオープンキャンパスでした。

人と話すのが苦手だった私にとって、初めて戸板女子短期大学の門に足を踏み入れた時に感じた学生広報スタッフの方々のキラキラとした姿がとても輝いていて印象的でした。そして「戸板なら自分を変えられる」と高校1年生ながらに確信し、一度も迷う事なく受験をすることを決めました。

無事に戸板女子短期大学服飾芸術科への入学が決まり、スタート地点に立った私の物語はものすごい勢いで始まりました。

憧れ続けた学生広報スタッフの面接に合格し、一人一人の高校生に寄り添えるといたん「らんらん」として活動が始まりました。

活動の中で、高校生の力になりたいと思い挑戦した入試体験談のプレゼンや、服飾芸術科の魅力を伝えるために学科紹介のプレゼンにも挑戦をしてきました。人と話すのが苦手だった私にとって、人前で話すことに抵抗はありましたが、少しでも「挑戦したい。やってみたい。」と思う自分の気持ちに嘘は付けず、たくさんの方々のサポートのおかげで乗り越えることができ、プレゼンを楽しむことができました。

私が憧れた、明るくてキラキラとしたといたん像とは少し違うけれど「常に高校生のことを想い、寄り添える存在になるために、まずは自分が行動に移して変わること。そのためにコツコツと努力ができる人」という私なりのといたんを見つけられて、それを武器にすることができたと思います。

自分が想像していたよりも遥かに成長した「新しい自分」に出逢わせてくれるのが戸板女子短期大学だと思います。

将来は、ファッション業界で活躍できる女性を目指して

▲ 1年生の時に、制服コレクション企画を友達と一緒に。いい思い出です。

戸板女子短期大学 服飾芸術科では、ファッション・ウエディング・ビューティ業界に繋がる幅広い知識を修得すると共に、ファッションビジネスについて学ぶことができます。

学生生活の中で力を入れて取り組んでいることは、幅広く専門的な知識とビジネスの力を修得することです。そして「ファッション業界で活躍できる女性」を目指しています。

ファッション業界で活躍できる人材を目指すために、履修モデルは、ファッションビジネスモデルを選びました。

1年生の時は、経営や企画について中心に学ぶことで、ファッションのブランディングやマーケティングに関する知識を身に付け、2年生では、販売について学ぶことで、接客技術や商品知識、売り場作りに関する知識を身に付けることができます。

その中でも「ファッションセールスゼミ」の授業を通してプレゼンテーションに積極的に取り組み、店舗や販売員の役割について考えました。今のファッション業界について自分なりの視点から考えたり、調べたりすることで常に新しい発見を見つけることができました。

半年間の中で3回にわたって取り組んだプレゼンテーションでは、上位に選んでもらうことができ、ファッション販売員に必要な「提案力」を身に付ける事ができたと実感しています。その他にも、ウエディングやビューティに関する知識と技術も学ぶことができました。

ファッション業界とは違う分野についても学べたことで「表現力・判断力・思考力」などのファッションビジネスの場において必要なスキルを修得しました。また、入学前から目標としていた資格取得にも挑戦しました。これまでに「色彩検定3級」「リテールマーケティング検定3級」「ファッション販売能力検定2級」の3つの資格に合格しました。

卒業までの残り半年間も、様々なことに挑戦していきたいと思います。

諦めずに努力してきた、フィギュアスケートの12年間

▲ チームといたんでは学科プレゼンや体験授業を担当しました

私のモットーは、”何事にも最後まで諦めずに努力できること”です。

3歳から15歳までの12年間フィギュアスケートを続けていました。姉の影響で楽しみのひとつとして始めたものですが、小学1年生のときに大会への出場をきっかけにフィギュアスケートに対する気持ちが大きく変わりました。人に感動を与えられるような、人の心を動かせるような演技がしたいと強く思いました。

幼い頃は、練習を重ねる度にスキルを掴み、大会でも良い成績を残すことができました。しかし、中学生になると体型の変化から思うような演技ができず、ジャンプが1年半以上も跳べない日々が続き、周りとの大きな差を感じました。人に感動を与えられる演技がしたいという目的を見失い、毎日のように涙を流す日々を過ごしました。

それでも、12年間フィギュアスケートを続けることができた理由は、側で支えてくれた家族やコーチの存在とフィギュアスケートが大好きな気持ち、そして、最後まで諦めない気持ちがあったからです。どんな状況の中でも応援してくれる存在があったからこそ、どれだけ苦しくても、辛くても大好きなことを途中で諦めることは一度もしませんでした。演技の出来にこだわるだけでなく、人に感動を与えられる演技をするという目的を成し遂げようと常に努力し続け、関東大会にまで出場をすることができました。1番の挫折を経験し、人生の半分以上を過ごしたフィギュアスケート人生があったからこそ、今の私がいると思っています。

私の演技を通して満足のいく結果を出すことも、すべての人の心を動かすことも難しいことではありましたが、何かに対して目標を持ち続けることができたこの経験は私の人生を大きく変えました。

これから先、どんな困難に直面しても人の心を動かせるようなことをしたいという気持ちを忘れずに、何事にも最後まで諦めずに努力し続けることを大切にしていきたいです。

自分がやりたいことを「やりたい!」と行動に移せる人に

▲ ユニコーンファッションアワード のVRイベントにも参加しました。

自分のやりたい事に真っ直ぐに向き合い、挑戦する気持ちを大切にしていきたいです。そして、人に影響を与えられる存在になれたら良いなと思っています。

挑戦することや新しいことを始めるのが苦手だった私を変えてくれた戸板女子短期大学。

「なんでこんなにあれもこれも頑張るの?」とよく聞かれますが、「とにかくやってみたい。学びたい。知りたい。」好奇心が強いんだと思います。

最近「資格はとりあえず大丈夫かな」と思っていたんですけど、また新たに「商品装飾展示技術検定」という国家資格が気になっていて(笑) でも、知識も技術も豊富な訳ではないので、まずは先生にお話を聞いてみようかなって思っている段階です。

ファッション業界で活躍していきたいからこそ、色々なスキルを身に付けていきたいという気持ちはこれから先もずっと持ち続けていくと思うし、大切にしていきたいです。

私は、物事を完璧にこなせるようなカッコイイ人ではないけれど、不器用なりにコツコツと努力して変わることはできると思っています。「私みたいになりたい」と思ってもらうことは難しいけれど、私の姿を見て「自分も頑張ろう」と相手に少しでも影響を与えられる存在になれたら嬉しいです。

最後に、戸板女子短期大学の後輩の皆さんへ。

長いようであっという間に終わってしまう2年間の学生生活。

後悔のない学生生活を過ごしてもらうために、自分がやりたいことを「やりたい!」と素直に口に出して行動に移せる人になってもらいたいです。自分にはできないと諦めてしまうのは勿体無いですし、自分の可能性を無限に広げてくれるのが戸板女子短期大学です。

色々なことに挑戦をしていく中で、時には心が折れそうになる事もあるけれど、乗り越えた先には、今よりもずっと成長した新しい自分との出会いが待っているはずです。そして、戸板には、手を差し伸べてくれる先生方や仲間がたくさんいます。

私も皆さんのことをずっと応援しています。

学生ライター長谷川さん

服飾芸術科
学生ライター

服飾芸術学科の長谷川です。 高校生の頃から憧れだった戸板での学生生活の中で、様々な事にチャレンジし成長していきたいです。学生ライターとしての経験も今後に活かしていきたいです。