こんにちは!国際コミュニケーション学科でエアラインモデルを担当している有田です。本学では今年度、エアラインモデルに所属する学生が主体となって手話同好会を立ち上げました。
「国際手話も学んでみたい!」というリクエストを受け、全学科の学生が参加できる国際手話講座を開講しました。
日本ASL協会様とのやり取りは、同好会幹部が主体で行いました。ご来校くださる福島講師はろう者ですので、「戸板女子短期大学」と表示した画用紙をもって駅までお出迎えします。駅などで見かけたことはあっても、面と向かってコミュニケーションする機会は学生にとって初めての経験。ドキドキしながら講座当日を迎えました。
教室で待機していた学生も最初は緊張していましたが、福島講師の明るいお人柄に一気に引き込まれます!
ホワイトボードを使って自己紹介をしてくださり、「質問は?!」と聞かれると、学生は一斉に手元の画用紙に質問を書き込みます!前のめりになりながら授業に臨む姿をみて、本当に素敵な授業を提供してくださった福島講師に感銘をうけました。
授業内容はどんどん進み、アルファベット、数字、日常会話、空港で使う単語などを学んでいきます。学生の真剣な顔、手話が通じた時・先生の手話が分かった時の満面の笑み、あっという間の時間が過ぎました。
初日の授業後、学生が手書きで書いたメッセージカード。
二日目には、ドイツ人のろう者の方も来てくださり、英語の筆談も交えたリアルな国際コミュニケーションの場となりました。
いきいきと学ぶ学生の皆さんの顔が、本当に輝いていました!
学生は、この秋東京で行われる2025国際デフリンピックのボランティアに参加する予定です。戸板でどんどん輝きを増すみんなを、誇りに思っています!