【エアラインモデル】2024年度空飛ぶインターン2日目 JTAおもてなし講座と産学連携プロジェクト

有田りな講師

空飛ぶインターン2日目はJTAおもてなし講座と、産学連携プロジェクトの最終プレゼンテーションが行われました。
おもてなし講座が実施される施設に向かうため、空港内をバスで移動します。

ジャケットを着用し、スカーフを巻いて気分もアップ!実際に客室乗務員の方々が訓練を行う施設なので、本格的な環境で学ぶことができます。

★お客様に対して肝心(ちむぐくる)で寄り添い、絆を築く…
★まぶい(魂)を高める…
といった、JTAならではのおもてなしを学ぶとともに、JALグループに共通するお客さまへの姿勢を感じることができます。

また、今回の講座で嬉しい出会いだったのが、客室乗務職とおもてなし講座の講師を兼務されている亀川さまとの出会いです。JTAといえば「しまくとぅば」(沖縄の方言)でのアナウンスが有名ですが、「しまくとぅば」アナウンスを提案された客室乗務員さんでした!!

なぜ「しまくとぅば」のアナウンスを始めようと思ったのか、その最初のきっかけや「しまくとぅば」アナウンスを通じたお客さまとのやり取りなどをお聞きすることができたこと、大変貴重な機会になりました。インターネットが普及し、多くの情報を検索できる昨今ですが、実際足を運ぶからこそ得ることができる知識や人との温かい繋がりがあるなと、つくづく感じました。

機内アナウンスの練習や、カートを使ったドリンクサービスなどは大学の教室でも実施していますが、訓練所で本物を実践すると、緊張感が違いますね。学生のみなさん、とっても楽しそう!!

午後は日本トランスオーシャン本社へ足を運び、産学連携プロジェクトの最終発表を実施しました。今回一緒に考えさせていただいたのは、日本トランスオーシャン様が現在お使いになっていない機内備品を使ったアップサイクル商品の企画です。

この企画は価値創造推進部で活躍される下田さまから11月にZOOMでご説明をいただき、授業内、授業外で企画を進めてきました。先月JTAさまに中間発表を行った後、案を更に深く練る時間が十分にとれなかったことを懸念していましたが…。「アップサイクル商品に込められたストーリー性が深まりましたね」「説得力がある根拠になりましたね」といったお褒めの言葉を戴くことができました。

 最後は、実際にJTAの客室乗務職で現在価値創造推進部に半年間在籍されている上地さまが考案し販売したアップサイクル商品のプレゼンテーションをお聞きすることができました!アイデアやターゲットの設定、価格のつけ方など、一つひとつが大変勉強になりました。

 半年の地上勤務がそろそろ終わる上地さまに対して「何か、ゼロからイチまですべて携わるようなプロジェクトを任せて成果を残してあげたい」と見守る下田さまの想いもまた温かく、JTAの魅力的な社風を感じることができました。

 また、JALトランスオーシャン航空、RAC(琉球エアコミューター)、JALスカイエアポート沖縄(グランドスタッフ)、JALJTASALESなどの会社がワンチームで仕事されている社風も、肌で感じることができました。今回は貴重な機会を賜りましたこと、心より感謝致します。

以下、学生の感想です。

<JTAおもてなし講座>

沢山のことを教えていただきましたが、特に印象に残ったことは、「笑声」と「亀川さまが取り入れた島くとぅば(沖縄の方言)のアナウンス」です。笑声はお客さまがアナウンスを聞いて「いいな」と思ってくれるための大切な工夫だと感じました。笑声を意識するためにはまず、笑顔になるということとお聞きしたので、話している間も常に笑顔になれるように意識したいと思います。

また、亀川さまが「アナウンスに方言を取り入れると、お客さまが笑顔になった」ことから、島くとぅばアナウンス導入を会社に働きかけて実現されたお話を伺い、やりたいことは何でも諦めずに挑戦する姿勢にとても感銘を受けました。

<JTAアップサイクル商品企画>
アップサイクルに取り組み、企業の方の前で最終発表することができました。やはり企業の方にプレゼンする時は、しっかりした根拠やアンケート結果の詳細などを入念に調べる必要があると感じました。また、アップサイクル商品企画以外にも、JTAについて沢山学ぶ機会を戴きました。JTAはお客様との距離がすごく近いと感じました。同じ便を何回もご一緒するお客様がいて、お客さまがCAさんを覚えてくださっていたり、CAさんがお客さまを覚えていたりして、絆を深めているところが素敵でした。

夕飯は、JALスカイエアポート沖縄で勤務する、2名の卒業生と一緒に。日本中どこに行っても、エアラインゼミ卒業生に会えるようになってきました!久しぶりに2人にあえて嬉しかった!2人からも、温かいJALスカイエアポートさまの会社の雰囲気をお聞きできました。

有田りな講師

国際コミュニケーション学科
エアラインモデル

皆さん、夢に向かって準備を始める時期になりましたね。興味がある分野を学び、実務的な知識を身につけていくプロセス、なんだかワクワクしませんか?! 「相談したいときにいつでも近くにいる」そんな戸板の講師の一員として、“なりたい自分になる”お手伝いをいたします!お目にかかれることを楽しみにしています。