【エアラインモデル】今年も行きます!2024年度空飛ぶインターン

有田りな講師

こんにちは、戸板女子短期大学国際コミュニケーション学科でエアラインモデルを担当している講師の有田です。今年度も、3回目となる「空飛ぶインターン」に学生を連れて行きました!とっても充実したインターンでしたので、その一部をご紹介します。

グランドスタッフ・客室乗務職として活躍する卒業生に何人も会えました!

本学で私が意識しているのは「縦のつながり」。航空業界で活躍する卒業生と在校生をつなぐことが私に課された役割の一つだと考えています。出発日は、2024年春に卒業し、JALスカイに入社したSさんと、2023年の春に卒業し、JALスカイで約2年間勤務をしている卒業生のNさんにあうことができ、一緒に写真を撮ったり立ち話をすることができました。颯爽と歩く卒業生の姿に目がハート!就職活動が本格化する頃にはまた、お仕事のやりがいなどをお聞きする会を開こうと思っています。

沖縄では、ANAウィングスの客室乗務職としてフライトをしている卒業生のSさんも夕飯に混ざってくれました!また、JALスカイで活躍する卒業生のIさんは、私達が沖縄に行くと聞いて「沖縄に行きたくなった!」と休暇を使って沖縄入りしてくれました!!いつもは東京港区で会っていた2人と沖縄で会えるだなんて、感動です。

客室乗務員のSさん、在学中はオープンキャンパススタッフとして活躍していました。インターンに参加した学生の中には「Sさんに憧れて戸板への入学を決めた」者が2名もおり、「嬉しすぎる!緊張する!!」と顔を赤らめながらも、夕飯を一緒に楽しんでいました。

JALの客室乗務員の方々のホスピタリティに感動

学生の雰囲気を見て、客室乗務員のお一人がすぐに「研修などに行かれるのですか?!」と声をかけてくださいました。学生は「ドリンクサービスが終わって機内が少し落ち着いたら、お話を聴きに行きたい」と話をしていましたが、学生が客室乗務員の方に声をおかけする前にあちらから声をかけていただき、そのホスピタリティに皆で感動してしまいました。客室乗務員の方が引率者である私にも「学生さん達、本当に目がキラキラ輝いていて…」と声をかけてくださり、機内後方でお話を聞かせていただけることになりました。

何人もの客室乗務員の方が交代でお話をしてくださり、様々な角度からJALの魅力を学ぶことができました。

「お礼のお手紙かこうよ!」と学生に機内のカードを持っていくと、すでに学生達は一心不乱にノートに手紙を書いている真っ最中でした。大学の授業でも、ゲスト講師をお呼びする度にお礼のメッセージを書く習慣をつけていましたが、学生の皆さんは“感謝を相手に伝わるように表現する”ことを実践できていて、余計嬉しい気持ちになったフライトでした。学生に貴重な機会をくださったJAL907便の皆様、心より感謝致します。

JALスカイエアポート沖縄「エアポートスクール」授業に参加しました

JALスカイエアポート沖縄さまは、社員の皆様の温かさやイキイキと仕事ができる社風が強く伝わってくる、大好きな会社さまです。今年もエアポートスクールでは、本格的&心を磨く授業を受講させていただきました。

実際の訓練で使う端末を使ってチェックインの練習!!「1名につき、2分が目安です」とのことで時間を測りながらロールプレイングをしましたが、2分で対応を終わらせることはとってもむずかしい!みなさん真剣な顔をしていると「パソコンを操作している時も柔らかい表情を!」とご指導いただき、「1名に2分の対応」に込められた業務の幅広さと奥深さ、やりがいを感じます。

また「事例に合わせたアナウンスの文章を考えてみましょう」というワークでは、「到着地の悪天候のため3時間出発が遅れる場合」どのように言葉を選ぶか考え発表します。真剣に話し合う学生たち。心を磨く、たいへん貴重な機会となりました。

 11月にJALスカイのグランドスタッフの先輩が来校してくださった際、真心が伝わるようにアナウンスを工夫して表彰を受けた、とお聞きしたことがあります。言葉を選ぶってとても大変ですが、伝え方上手を目指して精進していきたいですね。

番外編

本学と関係が深い、那覇空港のグランドハンドリング会社「エアーエキスプレス」様から「沖縄に来た時は空港ご案内するから連絡ちょうだい!」とご親切に声をかけてくださっていたことを昼食中に学生から聞き、ご連絡をすることに!

 すぐにお目にかかることができ、エアーエキスプレス様がハンドリングされる国際線のチェックインカウンターと、国内線のチェックインカウンターを見学することもできました!エアーエキスプレス様は多国籍なスタッフと仕事ができる魅力を持つ会社です。今日一日で、沢山の方々に会い、見学し、お話をお聞きできて本当に良かったね!

以下、学生のコメントです。

<JAL搭乗便の客室乗務員の方々について>

客室乗務員のT様から伺った「感知力を日々働かせる」ことはとても大事なことだと感じました。また、その感知力は私たちが声をかける前に声をかけてくださった客室乗務職T様の最大の魅力なのだと思いました。お話を聞いている際、私はその相手にしか意識がいかなくなってしまうのですが、本日お話をしてくださった客室乗務職の方のように、周りを気にしながら行動していきたいです。

社風ではないかもしれませんが、客室乗務職Yさまの「尊敬する人が沢山いる場所で働く素晴らしさ」を聞いて、Yさまが客室乗務職のTさまを尊敬しながら働いていることが伝わりました。私も憧れを沢山抱きながら周りの皆様を尊敬して働くことができる環境につきたいと思いました。

<JALスカイエアポート沖縄さまについて>

カウンター業務のチェックインを体験し、「丁寧かつはやく」の大変さを学びました。間違えないように一つひとつ確認しながら、常に笑顔でお客さまに接することがとても難しかったです。また、アナウンスでは「M字目線」を学びました。遠くのお客さまにも目を配りながらアナウンスすることで、すべてのお客さまにアナウンスをお届けできるようにしていることがわかりました。

U様から聞いた、社員の皆様の人柄の良さが素敵だなと思いました。お互いが困っている時にはすぐに手を差し伸べ、「1人にしない」という心がけは、私も会社に入ったら大切にしたいなと感じました。

一日目からものすごく濃い内容で良い経験になりました!2日目、3日目も楽しみです!

有田りな講師

国際コミュニケーション学科
エアラインモデル

皆さん、夢に向かって準備を始める時期になりましたね。興味がある分野を学び、実務的な知識を身につけていくプロセス、なんだかワクワクしませんか?! 「相談したいときにいつでも近くにいる」そんな戸板の講師の一員として、“なりたい自分になる”お手伝いをいたします!お目にかかれることを楽しみにしています。