【エアラインモデル】~空飛ぶインターン2024に向けて~ 日本トランスオーシャン航空(JTA)との産学連携が始まりました

有田りな講師

こんにちは、戸板女子短期大学国際コミュニケーション学科でエアラインモデルを担当しております有田です。
今年度も航空業界への就職に役立つアクティビティをいっぱい詰め込んだ「空飛ぶインターン2024」を実施します。

インターン実施に先立ち、日本トランスオーシャン航空(JTA)の産学連携プロジェクトがスタートしました。

客室乗務職としてお勤めの後、JTAの価値創造推進部でご活躍される下田様とZOOMをつなぎ、JTAのありたい姿や価値推進部門のお仕事について、JTAブランドや社会貢献への思いについて、詳しくお伺いすることができました。
「沖縄のためにできることを常に探している」とさっと言葉にされる姿勢に、地域の課題解決に真摯に向き合うJTAらしさを感じ、感銘を受けました。
(下田様が携わっていらっしゃる価値推進社会貢献活動はこちら)

実は私は、JTAの機内誌Coralwayが、機内誌の中で一番好きです。

社員お一人おひとりの、お客さまへの想いや沖縄への想いが詰まっています。
公共交通機関を使って沖縄を巡るプランを紹介する見開きのページにも、「沖縄を楽しみにしているお客さまへ魅力的な情報を紹介したい」「カラフルな旅情報で、空の旅を楽しむ機内のお客さまに楽しんでもらいたい」といった想いの他、「車社会の沖縄では渋滞が多発。車から排出される二酸化炭素を少しでも減らせるように、バスや徒歩で回れる場所を紹介したい」といった沖縄の未来を思う気持ちから作成されていると伺い、機内誌に込められた壮大な想いに感動してしまいました。

以下、学生からのコメントを一部抜粋します。

沖縄の魅力を伝えるために、沖縄の伝統工芸品などのパンフレットを作成したり、アナウンスや機内上映で沖縄を感じてもらうために多くの工夫がされていて、沖縄愛があふれた温かい会社だなと改めて感じることができました。
また、JTAブランドの部分で、社員が「JALグループ・JTAでよかったと思えるように」とお話されていて、そんな素敵な社風を持つJTAの一員として沖縄の魅力を伝えていきたいという思いがさらに高まりました。
どのお話も、今度の私たちの活動に大きなカギとなる内容ばかりでとても濃く貴重な時間でした。
お話の中で貴社が「インナーブランド」にも力を入れていらっしゃる点が特に印象に残りました。社員の皆様が良い環境の中でお仕事に取り組まれていることが、沖縄の魅力を多くの方に伝える基盤になっていると私も深く共感いたしました。

「沖縄で一番必要とされるフルサービスキャリアを目指し地域課題の解決に取り組む」という原点のもと、新規事業企画や地域創生施策に取り組み、「うちなーの翼を目指して沖縄で愛される会社」を目指す貴社に感銘を受けました。
また、「想いを結。未来へ結。」の想いを繋いでいくことで未来へつながっていくという結アクションを大切にし、3つの柱を軸にできることに積極的に活動する姿勢に感動いたしました。
私は、栃木県出身で栃木には航空会社がないのですが、地元が大好きなため地元に貢献できることもしていきたいと考えています。
貴社の地元を大切にする活動姿勢を知り、私も地元に貢献できる社会人になりたいとより強く思うと同時に今後の私の成長に繋がる大きなヒントとなりました。

お話の中で、沖縄のさらなる発展のために様々な視点から活動されている様子を伺うことができましたが、中でも環境問題への取り組みに一層力を入れているように感じました。
やはり、日本の中でも美しく豊かな自然を持つ沖縄だからこそ、環境問題への意識がどこよりも高く、沖縄の財産を未来に繋げていくために企業全体で一生懸命取り組まれているのだと感じました。
今回お話ししてくださった中で最も印象に残っているのは「環境は触らなければ悪くならないわけではない」というお言葉です。私はこの言葉を聞くまで、「人間が余計なことさえしなければ、自然本来の美しさをずっと保てるのではないか」と考えておりました。
ですが、適切な手入れを人間が施すことで、自然はより長く美しく豊かでいられると知り、“自然を保護する”ことの本当の意味を知ることができました。

さて、産学連携プロジェクトの内容はここでは伝えられないのですが、学生はせっせと準備をし始めました。どんな風に仕上がっていくか、楽しみです。

エアラインゼミの学生の多くは、ジャルパックさま・やまなし観光推進機構さまとの産官学連携プロジェクトを秋に終えたばかりです。本学では他にも産官学連携プロジェクトが盛んで、全学科の一年生が競ったプロジェクトや、島プロジェクト、リーダー育成プロジェクト、異文化プロジェクトなどの産学連携授業に参加している学生もいます。

今までの経験が生かされることを願って、私もファシリテーターとして、このワクワクするプロジェクトを盛り上げていきます!!改めまして、JTAの皆様、とっても本格的な産学連携のお題を与えてくださり、有難うございます!!

エアラインゼミでは様々な活動を記事にしています、前の記事はコチラ

有田りな講師

国際コミュニケーション学科
エアラインモデル

皆さん、夢に向かって準備を始める時期になりましたね。興味がある分野を学び、実務的な知識を身につけていくプロセス、なんだかワクワクしませんか?! 「相談したいときにいつでも近くにいる」そんな戸板の講師の一員として、“なりたい自分になる”お手伝いをいたします!お目にかかれることを楽しみにしています。