こんにちは、戸板女子短期大学国際コミュニケーション学科、エアラインゼミを担当している講師の有田です。
戸板に入学した学生に対して、エアライン業界に進むために最初にサポートするのは「アルバイト選び」です！みなさんはどのような基準で選んでいますか？

実は、一石二鳥…3つも4つもメリットがあるのが、羽田空港でのアルバイトです。実践的な英語力を磨き、就職活動でPRすることができますし、通勤退勤時や休憩時間に各企業のチェックインカウンターを見学したり、空港で働く航空会社職員の方々を見ながら、企業研究をすることができます。

特にお勧めしているのが、航空会社が用意しているラウンジでのアルバイトです。ANA,JALなどの航空会社を年に何十回も利用される方が使えるラウンジは、空港内でも最高峰のサービスが行われる場所。例えば、「歩くときも、ヒールの音をたてないように」といったことが徹底されています。皆さんは、ご自身がたてるヒールの音って、意識したことありましたか？

航空会社のラウンジには、各航空会社のラウンジ担当スタッフが勤務されており、アルバイトでもその会社の方々と同じ空間で仕事ができます。自分が就職活動をしようと思っている会社が、今どんなことを意識してサービスされているのか、入社前から見聞きし、共に働けるのって魅力ですよね。チェックインカウンターとラウンジ、搭乗カウンターと機内…というおもてなしの連係プレーを肌で感じることもできます。ラウンジによっては、グランドスタッフの方と同じ制服を着用してアルバイトできることも！
（掲載している写真はイメージです。学生が応募できるラウンジでのアルバイトを募集しているのは、ラウンジを運営している航空会社自体ではありませんのでご注意ください。）

戸板女子短期大学国際コミュニケーション学科では、港区に大学があるという地の利を生かし、エアライン業界への就職を目指す方々が毎年アルバイトをしています。4時間目（16時15分までの授業）が終わった後でも空港でのアルバイトに間に合うのは、大きいですよね！
ラウンジでのアルバイト、なかなか募集がない時期もありましたが、戸板は毎年先輩を介してラウンジでのアルバイトにチャレンジする学生を送り出しています。

今はJALスカイの正社員として活躍するこちらの先輩も、ラウンジでのアルバイト経験者です。

現在、国内線・国際線の空港ラウンジで勤務する学生に、その魅力を聞いてみました。

「地方の航空会社の採用試験に行くと特に、『羽田のラウンジでアルバイトしていたの?！』と感心をもって聞いてもらえます。アルバイトしていてよかったなとつくづく感じました」

「地方の航空会社の採用試験に行くと特に、『羽田のラウンジでアルバイトしていたの?！』と感心をもって聞いてもらえます。アルバイトしていてよかったなとつくづく感じました」

「就職活動で、『なぜうちの会社を目指しているの？』と聞かれた際、ラウンジでのアルバイトで見聞きした魅力を伝えることができました」

「身近にグランドスタッフの方の仕事ぶりが見れるのは勿論のこと、一緒にアルバイトに入る大学生は航空業界を目指している方が殆ど。良い情報交換ができます。また、客室乗務員やグランドスタッフ経験者で、今はラウンジのアルバイトをされている方も多く、仕事の話を聞けるのが楽しみです」

「とにかく、海外のお客さまが多く、英語を使ってアルバイトをするのが楽しい！（国際線ターミナルのラウンジ勤務）。一言多めに会話をしながら、お客さまに日本のご滞在を楽しんでもらえるよう心掛けています。ラウンジでのサービスの事例は、就職活動でも頻繁にお伝えしました」

「時間を有効に使えておすすめです！私の場合は国際線ラウンジの夜勤に入り、夜勤後温泉施設でリフレッシュしてから、大学に戻ります。体力PRになります！」

「高いサービスを目指す環境に身を置くことができます。アルバイトとはいえども、大学生はかなり少なくフルタイムで入る方も多いので、社会性が身に付きます」

アルバイトは選び方次第で、自分をぐっと成長させることができる貴重な機会となります。
戸板女子短期大学では、夢を叶えるために多方面からのサポートを実施しています。ぜひ、一緒に大空にはばたく夢を叶えましょう！