【エアラインゼミ】航空図書館に行ってきました!~事前準備編~

有田りな講師

こんにちは、戸板女子短期大学国際コミュニケーション学科でエアラインモデル・エアラインゼミを担当している講師の有田です。

戸板女子短期大学のエアラインモデルでは、港区にキャンパスがあるという立地を生かして、バラエティに富んだ授業を実施しています。

今回、お力添えをいただいたのは、航空図書館です。

港区新橋にある航空図書館は全国でも唯一の航空宇宙に関わる専門図書館で、館内蔵書は約23,000冊、IATA等が発行する統計資料や貴重書、エアライン機内誌などを収蔵しています。

特別授業を行うきっかけとなったのは、港区三田図書館が主催する「田町・三田情報交換会」。本学の中村局長が情報交換会に参加され、航空図書館宮本様とのご縁をつないできてくれました!(田町・三田情報交換会ではJALインフォテック様とのご縁もいただき、JALインフォテック様との特別講義も実施しました 記事はこちら

航空図書館の宮本様に本学へご足労いただき、特別授業に向けた打ち合わせを開始したのは夏休み前。一目お目にかかった瞬間から、包み込むような優しさと気さくさを持つ宮本様のファンになり、どんどん話が進みました。

特別授業の目的は2つ。1つ目は「一度足を運んだ場所なら、通いやすくなる」という思いを込めて、航空図書館で授業を開催してみようという試みです。私は例年ゼミ生に、「航空図書館で受験する企業の情報を隅から隅まで学んでおいで!」と伝えています。インターネットで得られる情報は誰もがアクセスできますが「自分だけが知っている志望企業の魅力」は足を動かさないと得られません。機内誌のバックナンバーをどっさり並べて目を通していくと、自分しか語れない企業の魅力を見つけることができます。今年の1年生はきっと、航空図書館をもっと気軽に使えるのではないかと期待しています。
2つ目の目的は、「社史をもとに、企業について紹介していただく」というものです。航空図書館には航空会社から出向されている現役CAさんも勤務されていらっしゃいます。最新の取り組みをもとにした企業の魅力は就職の説明会などで聞く機会もありますが、社史をもとにした企業研究というのはとても面白いと思ったからです。

そんな思いを胸に…特別講義の内容を「航空図書館に所蔵されているエアライン系の書籍のPOP作成と寄贈」と「航空図書館所蔵の社史に基づく企業研究講話」に設定しました。

POP作りは、航空図書館様と本学図書館双方で所蔵している書籍を使って、本学図書館内で事前に作成を行いました。
エアライン系の書籍のPOPということで、本学図書館勤務の濱本さんが素敵なPOP用カードを作成してくださいました!!(脱帽です)

自身が関心を持つエアライン書籍を選んで…

POPを作成します。
エアラインモデルの皆さん、真剣な姿が美しい。

この授業の中で、「この学生にはこの本を読んでもらいたい!」というお勧めをする機会にもなりました。入学して半年がたち、一人ひとりの魅力や希望、バックグラウンドが分かってきたからこそ…ですね。

POPを準備して、いざ、航空図書館へ。
次回「航空図書館に行ってきました!~手作りのPOPをお届け編~」も是非読んでくださいね!

有田りな講師

国際コミュニケーション学科
エアラインモデル

皆さん、夢に向かって準備を始める時期になりましたね。興味がある分野を学び、実務的な知識を身につけていくプロセス、なんだかワクワクしませんか?! 「相談したいときにいつでも近くにいる」そんな戸板の講師の一員として、“なりたい自分になる”お手伝いをいたします!お目にかかれることを楽しみにしています。