戸板女子短期大学では、TOITAアクティビティーの一環として、7月13日に服飾芸術科 学生有志で日本を代表する素材の会社 東レ株式会社 の本社にお邪魔しました。
東レは日本を代表する素材の会社です。今年度は、特にサスティナビリティに力を入れており、さまざまな手法を施した生地や展示を見ることができました。
日本国内で回収されたペットボトルを、日本の工場で糸にし、生地にする工程を見ることができました。全ての工程に理由があり、まさに日本の技術力を感じることができました。
素材の配合により、生地としての表現が無限大であることを、肌で感じる貴重な体験ができました。
さらに、配合だけでなく繊維の型を変えることで、染料の染み込み具合や撥水加工のしやすさ、触り心地などが全く異なることを知り、川上である企業のこだわりに圧巻されました。
シルクを模した生地は、シルク以上の肌触りで、何度も触って確かめました。
サスティナブルな生地を使った商品サンプルも展示されており、実際に製品にしたときのイメージが湧くような工夫がなされていました。
情報をオンラインで得ることが多くなっているなかで、実際に素材に触れることは、とても貴重な体験でした。
本社という環境で、初めは学生も緊張していましたが、担当者の方々がとても丁寧に説明してくださり、企業の魅力や繊維の奥深さを知ることができ、良い学びになりました。