こんにちは!学生ライターの濵地花歩です。
戸板女子短期大学の屋上の一角には屋上庭園「ルーフトップラボ」があり、観葉植物や農作物、ハーブなどを栽培しています。私はこの屋上庭園を活用して新たな取り組みを進める「ルーフトップラボプロジェクト」のメンバーの一員として活動しています。
先日、このルーフトップラボで行われた、港区エコプラザ主催の「こども自然教室」のお手伝いをさせて頂きました!今回のこども自然教室では、6月に植え付けを行ったさつまいもと落花生の収穫を行いました。
まず私たちはエコプラザの職員さんからお仕事の内容について説明を受けました。私たちの今回のお仕事はこどもたちの収穫をサポートすることです。収穫した作物の回収と、収穫作業がしやすいように、こぼれ出た葉を回収する作業を行います。
10時30分、参加者が揃い、子供たちは講師の先生から収穫について説明を受けました。
さつまいもの皮は柔らかく傷つきやすく、力加減が難しいそうです。そのため、スコップを使わず、優しく土をかき出して引き抜く方法で収穫することになりました。また、落花生はひとつの束にいくつも殻がついてくるので、こちらもさつまいも同様周りの土を手でよくかき出すことで、取り残しがなくなるそうです。
説明を受けたあと、実際にルーフトップラボに入り、いよいよ収穫スタート!6月に植えたさつまいもと落花生の葉が大きく成長しているのを見て、子供たちは驚いた様子でした。
まずはさつまいもの収穫。子供たちが収穫しやすいよう、講師の先生が葉とつるを除去。
畑が整ったら、子供たちが畑に入り、さつまいも掘りが始まりました。説明の通り、手を使って周りの土を丁寧にとり、引き抜いて…上手に収穫できました♪みんなたくさん収穫できてえらい!嬉しそうに「とれたよ!」と持ってきてくれる子もいて、私まで嬉しくなりました。
次に、落花生の収穫です。実は私自身、落花生が畑になっているのを見るのが初めてでした。葉が生い茂っているのを見て、こんなふうに育つのか!と勉強になりました。
こちらも土を掘り起こし、葉の束を引っこ抜いて落花生を収穫していきます。とれたよ!と子供たちが持ってきてくれたのは大きな束!3つ回収すると容器がいっぱいになり、子供たちも次々と収穫してくるので回収が大変でした。
収穫が終わったところで、今日の収穫量を計量しました。計量の結果、落花生は約3キロ、さつまいもは約14キロでした!小さな体でみんなが協力し、たくさん収穫することができました。よく頑張りました!
収穫体験が終わり、子供たちにお土産として今日収穫したものを渡しました。自分たちが植えて収穫したさつまいもと落花生、嬉しそうに持って帰ってくれました。
たくさん収穫できたさつまいもと落花生、エコプラザの方のご厚意で、ボランティアに参加した私たち戸板生にもおすそ分けいただけることに。嬉しい!
私は生の落花生を見ること自体初めてで、どう食べていいのか分からなかったので講師の先生にお伺いしたところ、土をよく洗って新鮮なうちに塩ゆでして食べるとおいしいと教えて頂きました。ということで、早速家に帰って塩ゆでして食べました。よく売っているバタピーや煎り落花生のようなカリカリしたものとは全く違い、ほくほくとした食感。とても美味しかったです!
また、さつまいもはスイートポテトにしていただきました。こちらも、とても甘くて美味しかったです♪秋の味覚を感じられました。
今回の活動で、子供たちが都会の中で自然に触れ、普段食べている作物がどのように育っているのかを収穫体験を通して学び、楽しんでいるのを見ることができたのがいちばん嬉しかったです。都心には畑が少なく、自然と触れる機会は減少してきているので、今後も港区エコプラザとの連携を行い、ルーフトップラボを使った活動の機会を増やしていけるようにしたいです。
本件に関するお問い合わせ
戸板女子短期大学 学生部 橋本まで
TEL 03-3452-0696