戸板女子短期大学では、2020年11月15日(日)に学園祭「TOITAFes2020」をオンラインで開催いたしました。
新型コロナウイルス感染防止のため思うように登校ができない中、100名のTOITAFes実行委員がZOOMを活用して何度も会議を行いました。オンラインだからこそ、どうすれば視聴者の方に楽しんでいただけるか、出演者を輝かせることができるか、試行錯誤しながら準備に取り組みました。
当日は新型コロナウイルス感染対策を万全に行い、お笑い芸人さんによるライブ、ダンスや軽音楽部のパフォーマンス、学生によるプレゼンテーション、毎年恒例のブライズメイドコンテスト、TOITAFes歌姫決定戦といった企画をYouTubeでライブ配信いたしました。また、ライブ配信以外にも、料理対決動画やメイク動画、バーチャルツアーを体験できる動画等、各学科の特色を活かしたコンテンツを学生自身が作成し、TOITAFesを盛り上げました。
初のオンライン学園祭ということで不安もありましたが、TOITAFes実行委員、在学生、教職員が一体となり、新しい形のTOITAFesを成功させることができました。
最後になりましたが、ご協力いただいた企業の皆様、教職員の皆様に心から感謝を申し上げます。
TOITAFes実行委員の思い
「私はホールのVJを担当し、キラキラした裏には絶対にそれまでの苦労と時間が必要になることを改めて知りました。より舞台に立つ主役となる人をキラキラさせるには、音響であったりVJや照明、音響の一人ひとりのタイミングと呼吸が大切になっていきます。今回のTOITAFesでは、最後の最後まで諦めずにやったからこそ、全出演者が涙するほどのパフォーマンスを発揮出来たりすることが1番印象に残りました。ホールでパフォーマンスをする団体の方に「VJをやっていただいて、本当にありがとうございます。明日もよろしくお願いします」とを言われると、この人たちのために本番もやろうと思えて、やって良かったと思えます。今回、TOITAFesで得たことは、自分の与えられたものにはすごく責任を感じる事ができるようになりました。パフォーマンスを自分が潰してはいけないという強い思いから、自分の仕事内容を沢山確認して分からないところや詰まっていないところが出てきたら積極的に聞く事が出来、自分が本番安心して仕事できるようにとことん確認する癖が出来ました。
今年のTOITAFesは、先輩達からしたら初のオンラインで不安があるように、私達も来年は今の1年生全員が経験していない観客を入れた学園祭になります。いくら前までずっと観客をいれた学園祭だったとはいえ、誰も経験してないことを1年生を引っ張っていかないといけないということはきっと不安も沢山ある中でやることになると思います。来年だからできること、私達だからできることを同級生のみんなと沢山話あって出していきたいです(食物栄養科1年)」
「今回のTOITAFesで学んだことは、誰かを動かすことを、促せるようになったことです。自分は、常に100人の上に立つ立場であり、自分が業務的に下に行っては周りが不安になると残り2週間の時に痛いほど感じました。だから、みんなが無理だ、私には出来ないと思ったとしても、そこからモチベーションを上げたり、大丈夫!出来る!と声をかけるだけで、組織は変わるなと感じた瞬間がありました。TOITAFesの拡散やTV放送、終了後のみんなの泣いた顔を見て、みんなが頑張ったからこそ「他の大学よりもクオリティが高い」ということを卒業した先輩から聞いた時、今年TOITAFesをやって本当に良かったと思いました(食物栄養科2年)」
「私は、カフェテリアを担当しました。夏に集まったメンバーが仲良しになれ、仲間がいたから最後まで頑張れました。カフェテリアチームで良かったです!先生や先輩など、みんなに作成した動画が面白いって言って貰えた時、頑張ってたと言われた時にやって良かったと思いました。
TOITAFesを経験して、自分が先頭に立って、進める力が成長したと思います。カフェテリアは「楽しく自由に」をコンセプトにして作っていました。リーダーの先輩も自分から発信するような方ではなかったため、当日運営する際はそれではいけないと私なりに思い、自分が先頭となり進めようと努力しました。私は、リーダー経験はありましたが、進め方が下手で頼りないところがあったと思います。今回のTOITAFesを通して、自分から進める力を成長させることができたと思います。
今回、たくさんの役職がある中、1番輝いているのはホールの中。それに悔しさを覚えました。ホールを離れたカフェテリアでもこんなに頑張ってるんだぞということ、カフェテリアはこんなことをやってるんだぞってことをみんなに知って欲しいです。来年のTOITAFesは、実行委員一人一人をアピールして見せていきたいです(服飾芸術科1年)」
「私は、新企画を担当しました。今回のTOITAFesでは、多くのお店や企業さんと自ら交渉して企画を作り上げたという経験と自己発信力、課題発見力、行動力、伝達力、周りを見る力を得ることができました。裏方としてたくさんのサプライズを運営したとき、泣いてくれたりありがとうを聞いたりした時、やってよかったとすごく思いました。また自分が実際に出演したに「学生リアル物語」では、ステージを降りた瞬間に開放感というか達成感を感じてすごく嬉しかったのを覚えています。
せっかく今年はオンラインという形を経験できたので、もし来年コロナが収まり、例年通りできるのであればオンラインも同時にやっていければと思います。YouTubeも出して当日はオンライン配信者や来場者を意識した参戦型のイベントも企画したいです。今年は初めてのオンラインにしてこんなにも素敵なToitaFesになったので、来年をこれを超えるものを作っていきたいです(服飾芸術科1年)」
「今回はオンラインで観客が少ないことから、例年に比べて少し盛り上がりが欠けるところがあったと思うのですが、司会の学生のトーク力のおかげで盛り上がりが冷めずにいられてたので司会の重要さを感じました。普段なら多くの人にパフォーマンスを見て貰えていたとはずの、VIGORやCLARUSの方々は無観客でとても悔しかったと思うのですが、終わったあとにみんな涙を流していて、とても感動して心に残りました。自分は、元々SNSやマーケティングがあまり得意ではなくて、担当の仕事をやっていて意味があるのかなと考えたことがありましたが、Twitterのフォロワーの数が開催に近づき、どんどん増えていくうちに努力次第でフォロワーさんが増えていく、やりがいを感じました。
このTOITAFesで、私は出来るだけ自分の手伝えることがあればやってみたい、色々な業務に関わりたいという気持ちを持っていたのでSNSだけではなく、他の作業も率先してやることによって全体的な応用力がついたと思います。特にPCの作業やパワーポイントは、先生に色々な機能を教えて貰えたことによって今までよりも上手く使えるようになったと思っています。今回は、コロナの影響で学校の全員が参加をしていないので、来年はみんなが笑顔になれて、明るく楽しいTOITAFesにしたいです!グルメ系の企画や面白い企画をやってみたくて、裏方や誘導など参加者のサポートが出来るような役割につき、色々挑戦してみたいです!(食物栄養科1年)」
「私は、YouTube作成の新企画を担当しました。当日は、誘導担当で、ホールに入るたびに鳥肌立つぐらいクオリティーが高くて、やはりホールが1番印象に残りました。特に、ファッションショーが終了した後、プロジェクト担当の学生やモデルさんとの挨拶を間近で見ていて、成功してみんなが泣いている姿を見て、やはりホール企画は達成感をその場で味わえるので、自分も来年はホールの企画ができたらいいなと思いました。
自分の担当だった、新企画も動画を撮影編集する上で、ほとんどは自分が編集する動画にかかっていたと思います。撮影が公開直前となってしまい、期限が短い中で最善の編集を試みて完成して提出した時にたくさんの友達や、先生、先輩方から褒めてくださった瞬間が頑張ってよかったと思う瞬間でした。
このTOITAFesを通じて、自分が成長したと感じたことは、物事に対する責任感をしっかり持つです。これまで企業の担当者の方に連絡するのも初めてだったのですが、メールで企画内容の説明やお礼など連絡をとっていくうちに、TOITAFesって企業ともこんな形で関わっていくことができるんだということを知り、たくさんの知識を身につけることができました。1から企画を立てて人を集めて、企業とも連絡取りながら準備をして、撮影して編集するということを全てやったので責任をしっかり持ってやり遂げることができたなと思います。
今年のTOITAFesはオンラインであったのに、すごく楽しく視聴者数が1万人近いたくさんの人に気持ちを届けられていたと思うので、来年もしお客さんを入れられることになったらもっともっと戸板女子短期大学のファンになってもらえるように、女子大の学園祭といえばTOITAでしょ!と言われるぐらいすごいものを作り上げたいです。また、ホール企画でのブラメや歌姫、ファッションショーなどの目玉企画を立てて、伝統に残せるような企画をできたらなと思います(食物栄養科1年)」
「戸板女子短期大学に入学して、オンラインでの初めての大きな行事だったので、全てが印象的でした。私が担当した装飾では、入口のモザイクアートを作っている途中にたくさんの人からすごい!がんばって!と言われ、完成してからもキレイ!などと言われて、企画してやってよかったと感じました。また、芸人さんの控え室も細部までこだわって作ったので、たくさんの方に褒めていただいてうれしかったです。言われたことをただこなすのではなく、こうしたらもっと良くなるのでは?と考えたことで発想力が身についたと感じました。また、自分の意見をしっかりとグループの中で発言できたことも、成長したと感じました。
来年のTOITAFesは、華やかで今年以上に盛り上がる行事にしたいです。一昨年のTOITAFesを見た時に、ウエディングドレスのショーをやっていたので、ぜひその企画をしたいです。やりたい役割は経験したことのない役職につきたいです(服飾芸術科1年)」
「今年のTOITAFesで印象に残ったことは、数えきれないくらいあります。中でも印象に残ったのは、VIGORとCLARUSのパフォーマンスです。コロナ禍で練習ができなかったにもかかわらず、最後はこんなにも素敵なパフォーマンスを完成させてくれた両団体の皆さんには感謝の気持ちでいっぱいです。
ホール統括・ファッションショー担当として、頼りない自分に毎日悩みました。うまく指示が出せず、1年生・2年生関係無しにキツく言う時もあれば、有志団体の代表者とうまく意思疎通ができないこともありました。このまま当日が迎えられるのかと正直心配しかありませんでした。でも、フィナーレが終わった時、VIGORの皆さんが泣きながら集合写真を撮っていたり、ホールメンバーが涙目になりながら話している姿を見て、自分は間違えだらけだったけど、TOITAFes2020の実行委員としてこの素敵な場に関わることができて本当に良かったと思いました。
TOITAFesを通じて、自分が自分が成長したと感じることは2つあります。1つ目は、相手を理解する力が身に付いたことです。沢山の実行委員と関わる中で、ひとりひとりを見て、「この子はどういう性格をしているから、こういう言葉をかけてあげよう」と考えられるようになりました。2つ目は、物事の優先順位を考えて動けるようになったことです。協賛やファッションショー、照明などさまざまな仕事を掛け持ちさせてもらえたからこそ、身につけられたと思います。またその中で、どうしたら効率良く仕事が終わるのかも以前よりは考えられるようになったと思います(服飾芸術科2年)」
本件に関するお問い合わせ先
戸板女子短期大学 学生部 大和まで
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