千草会

16. 蚊帳

同窓会千草会

現代では見かけなくなって久しいですが、日本では夏場に多い蚊を防ぐため、夜寝る前に部屋の四隅などに蚊帳の紐や環を掛けつるして寝る習慣がありました。

蚊帳の中に入る時は、蚊が一緒に入らないようにと、蚊帳の裾をパタパタとさせてかた素早く中に入ったものです。

材質は麻、木綿、綿麻の交織などあり、色は萌黄、白、水色などさまざまでした。

当時、家庭でも作っていたのでしょうか、白や水色の麻地のひな型が数点遺されております。

 

 

 

同窓会千草会

職員

千草会は戸板女子短期大学の同窓会組織です。1928年戸板関子先生が同窓会の名称を「千草会」と命名されました。創立してから 120年を迎える現代にも、戸板関子先生が掲げた校訓「知好楽」の精神を大切にした「実学」の教育目標は生きております。