千草会

和裁 5. 振袖重ね

同窓会千草会

木綿の黒地に手書きで菊と蝶の模様に六曜紋の抱き紋が描かれた振袖の二枚重ねのひな型です。

五つ紋ではなく抱き紋であるのは略礼装でしょうか。

上着、下着ともに裾芯には綿が入り、ふっくらとした𧘱となっており、製作された大正中期ごろの雰囲気が感じられます。

同窓会千草会

職員

千草会は戸板女子短期大学の同窓会組織です。1928年戸板関子先生が同窓会の名称を「千草会」と命名されました。創立してから 120年を迎える現代にも、戸板関子先生が掲げた校訓「知好楽」の精神を大切にした「実学」の教育目標は生きております。