紐結びは、飾り紐とも言い、被布や和服のコート類などの留めとして衿元や付け紐などどして用いられます。
紐飾りには諸説ありますが「迷子のお守り」という風習からといわれています。 紐飾りの縫い糸をあえて少し残す(切り離す)ことで、子供が迷子になり悪いものに糸を引っ張られそうになっても糸が着物から抜けるため助かる、というおまじないの意味が込められています
結び方も釈迦結びや淡路結び、菊結び、巾着結びなど簡単ものから複雑なものまで多種あります。
作品は代表的な紐結びを台紙の上に数種類ずつまとめて貼り付けてありました。