千草会

絎紐

同窓会千草会

保存品の中に、紙に包まれこの裁縫用具がありました。

白とピンクの布で斜め縞風に縫い合わされ、芯には綿が用いられています。

一方の端には大きめの鈎が、もう一方の端には太い糸で輪が作られています。

鈎は作業台に引っかけ、糸輪はまち針にかけて布を張り使用したのでしょうか。

長さ13㎝、太さ2㎝の手作りの絎紐です。

絎紐とのメモが残されていなかったら用途が分からない裁縫道具でした。

同窓会千草会

職員

千草会は戸板女子短期大学の同窓会組織です。1928年戸板関子先生が同窓会の名称を「千草会」と命名されました。創立してから 120年を迎える現代にも、戸板関子先生が掲げた校訓「知好楽」の精神を大切にした「実学」の教育目標は生きております。