こんにちは!食物栄養科2年の濵地花歩です。
戸板女子短期大学の屋上の一角にある屋上庭園「ルーフトップラボ」。観葉植物や農作物、ハーブなどを栽培しています。
この屋上庭園を活用する取り組みが「ルーフトップラボプロジェクト」です。
今回は、11月初旬に行われた収穫イベントについてご紹介します!
この日は「ルーフトップラボプロジェクト」メンバー3人が参加し、港区エコプラザの職員の方のご指導の下、収穫を行いました。
収穫したのはさつまいも、落花生、里芋、ミント、フレッシュバジル。
さつまいもと落花生は、戸板女子短期大学が港区エコプラザと連携して活動を行っている「こども自然教室」にて、6月頃に植え付けを行ったものです。
さつまいもは、伸びたツルを引っ張り、芋が埋まっている場所まで到達したらそのまま真上に引っこ抜きました。横に引っ張らずに真上に抜くことで茎が折れず、うまく収穫できるそうです。
落花生は、茎の根本付近をつかんで引き抜いて収穫しました。葉っぱが多く、つかむ場所をかき分けるのが大変でした。
里芋は、親芋と親芋から派生する子芋を一緒に収穫します。親芋から伸びた茎をつかみ、土の中の芋を傷つけないようスコップで回りを掘り起こして引き抜きました。
里芋を収穫したのは初めてだったのですが、茎にぬめりがあることを知りました。
そして、収穫した里芋のうち、実際によく食べられているのは子芋の方だそうです。これも新たな発見でした。
ハーブ2種については茎を折って収穫しました。ハーブ畑には虫食いがほとんどなかったのが驚きでした。
ミントは時期によって葉の硬さが異なり、夏のミントの葉は固く、秋のミントは柔らかいそうです。この日収穫したミントは葉の柔らかいミント。ベストな状態でした!
フレッシュバジルは成長すると白い花を咲かせるのですが、花を咲かせる前に収穫しなければいけないそうです。ところどころ花が咲いているものもあったので、それを避けて収穫しました。
この日収穫したものはこちら。たくさん収穫できました!これらは参加した学生と学校職員の方でいただきました。
収穫した落花生は、昨年同様、生落花生ならではの楽しみ方である塩茹でにしていただきました。昨年ゆで汁の塩分が薄かったという反省を生かし、水1L に対して塩大さじ2を入れ茹でたところ、塩が効いておいしく仕上げることができました。
さつまいもは白だし入り炊き込みご飯、はちみつしょうゆ煮にしました。さつまいもまだまだたくさんありますが、乾燥しないよう新聞紙などにくるんで常温暗所で保存することで1~2か月持つそうなので大切に食べようと思います。
ミントはお湯を注ぐだけ簡単ハーブティを作り、作業のお供にしました。さっぱりしていておいしかったです。
一緒に収穫をした友人は、里芋のそぼろ煮を作りました。
とても美味しそうです。
東京のど真ん中に位置しながら農業体験ができる貴重な時間でした。今後のルーフトップラボの活用方法として、手軽に行えるハーブ収穫体験を糸口にルーフトップラボの取り組みを知ってもらい、TOITA FESで収穫品を利用したフードを販売するなど、活動がどんどん拡大していけばいいなと思いました。
皆さんの「ルーフトップラボプロジェクト」へのご参加、お待ちしております!
本件に関するお問い合わせ
戸板女子短期大学 学生部 神谷まで
TEL 03-3452-0696