芸能界から学ぶ「本当の自分を知る」プロジェクト ~その2:フィードバック、ってこういうこと~

村木 桂子 准教授

 「何かに挑戦したい」、「進路に迷っている」、「でも、どうしたらいいかわからない!」という、お悩み学生のためのプロジェクト、ご紹介その2です。

 第一線で現在活躍している企業人に会い、自分たちの考えた質問を投げかけ、それに答えていただくというやり取りの中で自分のキャリアについて考えます。

前回の記事はこちらです。

前回は大手芸能事務所、アミューズでした。今回訪問するのは大手ラジオ局、ニッポン放送です。
一段階上の挑戦をしようということで、まずは前回を振り返って、改善点を話し合いました。

ここで出てきた問題が、欠席した人とのコミュニケーションをどうするのか、ということです。

今日はどこまで進んだのか、そして次までに何を考えてくるべきなのか・・・わからない。
そこで!
うちのプロジェクトではGoogleチャットを活用することにしました。

Googleフォームを活用する形で、フィードバックも共有しました。

そして「今度こそ!」と臨んだ本番当日。

第一線で活躍するビジネスマンからお話を伺い、今後自分の人生を大きく変えるには、自分の「当たり前の基準」を変えないといけない!と学生たちは気づいたようです。
フィードバック(振り返り)を行った結果、企業の方との接し方が、1回目のアミューズ訪問時よりも上手になっていました。が、学生たちはもっとインタビューを上手にしたい!と思う気持ちが強いようでした。次の目標にしましょう!

次の訪問先は、お笑いや映画でおなじみの、あの松竹株式会社です。

芸能界から学ぶ「本当の自分を知る」プロジェクトの記事は連載でお届けしています。
次回「その3:自分の将来(キャリア)を考える、ってこういうこと」に続きます。

村木 桂子 准教授

総合教養センター

みずみずしい感性をもった皆さんだからこそ、感じ、考えられることがあります。頭を使うことももちろん大切ですが、心もフルに動かしながら丁寧に味わい、それぞれの専門に活かすための素養を身につけ夢への扉を開いてゆきましょう。皆さんだからこそ発信できる言葉、今だからこそひらめく柔軟なアイデア、いろいろ皆さんから聞けることを楽しみにしています。