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【服飾芸術科】2月8日は針供養の日 浅草寺に行きました。

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1902年、戸板関子によって戸板女子短期大学の前身である戸板裁縫学校が設立されました。戸板裁縫学校の教育には「分解法」「迅速裁縫術」「教室式授業」が取り入れられ、当時としては独創的かつ画期的な裁縫教育であったと伝えられています。

 

戸板女子短期大学の校訓である「知・好・楽」は、論語の一節であり、
『ものごとは「知る」ことから始まる。「知る」ことによって「好き」になれる。知って好きになり、はじめて人は「楽しみ」ながら、その本質をつかむことができる。』という、ものごとを学ぶ姿勢を示しています。
現在、服飾芸術科では、戸板関子の教えを胸に、新しいことを取り入れつつ伝統を大切にする気持ちで「服飾造形」などの裁縫の授業を行っています。

 

先日、伝統を大切にする行事のひとつとして、授業で使用した針を奉納するために「服飾造形」や「アパレルデザインゼミ」を履修する学生と浅草寺の針供養会に行ってきました。

 

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針供養とは古くから受け継がれている日本の風習で、折れた針や錆びた針を供養する行事です。これまでかたい生地を縫ってきた針に対し、その苦労をねぎらい、最後はやわらかい豆腐に刺して感謝を表し、また、針仕事の上達を祈るというものです。

 

 

 

浅草寺には30丁分の大きな豆腐が用意され、戸板女子短期大学の学生と教員も豆腐に針を刺して供養してきました。

法要の際、全員で御堂の中に入る事ができ、数人の僧侶のお経が響く厳粛な雰囲気に包まれながら、針への感謝と今後の技術向上を願ってきました。

 

 

 

 

 

大量生産、大量消費、大量廃棄のこの時代に、普段使っている道具に感謝する貴重な伝統行事です。これからも「針供養」を継続していきたいと思います。

 

服飾芸術科 高橋佐智子

 

次世代の流行を生み出す力を身につけ、
将来はファッションデザイナー・パターンナー・ブランドディレクターへ